応援コメント

第42話 侵入経路」への応援コメント

  • 以前、お盆休みに大阪の海遊館へ行ったことがあるんですけど、人が多すぎて流れに乗って動くしかできず鑑賞どころじゃなかったのを思い出しました。きっと個展も今それに近い状態になってますよね(笑)
    パニックで怪我人が出るような演出はしないと思いますけど、警察関係者は動きにくいでしょうね。一般人って結構大きな障害というか足手纏いになりそうです^ ^

    作者からの返信

     眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。

     いちおう美術館ですので入場規制をかけて館内の人数をコントロールはしています。警備員にとっては日常ですからね。大人気の個展や展覧会を開催した経験があれば、入場規制はお手の物です。
     今回、怪盗コキアの登場の仕方が変わっています。
     おそらくプロローグを読んでいれば、「なるほど」と思っていただけるかと。

  • 怪盗ものでは必然的に探偵は負け役ですからねー。地井玲香出したらどうしてもこういう展開になっちゃいますよねー。高校の同級生という設定がさらに話をややこしくしてますよね。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     おっしゃるとおりで、「怪盗もの」ではどうしても探偵は「」出し抜かれる側」になってしまいます。
     地井玲香探偵と義統忍くんを同級生にしたのは、実は本作に地井探偵を出そうと決めてからだったりします。
     最初は別の探偵を用意していたのですが、それだと警察と大差なくて、今回応募している作品でもあるので、馴染みやすいかなと思って地井さんにご登場願いました。
     ですが最初から贋作を見せられているので、どんなに有能でもすでに術中なんです。それでも怪盗の正体自体は探らないといけないので、地井探偵を関係者に巻き込んでみました。
     設定年齢が近かったのもご登場願った一因です。

     ただ、同時期に長編2作に登場はさすがにやりすぎたかな、と思わないでもありません。
     やはり警察と大差ないけど怪盗コキアの天敵探偵をあえて作るべきだったかもしれませんね。

  • 怪盗を交えて、いかに盗むか意見を求める地井さんも相当に、なんだか面白い人ですよね。

    作者からの返信

     雨 杜和様、コメントありがとうございます。

     地井探偵は『容疑者のひとり』の第六章でもそうなのですが、会話のキャッチボールの中からヒントを得ていくスタイルです。記憶力と洞察力を効率的に使うとなると、なにげない会話からヒントを見つける能力が必要ですね。
     シャーロック・ホームズやコロンボやエルキュール・ポワロなど、いずれも積極的に話しかけて言葉の矛盾を突いていきますよね。
     そういう探偵像を考えています。
     今回はとくに義統くんがあからさまに怪しいので、出方をあらかじめ知っておきたいと思っています。