応援コメント

第46話 燃える、そして」への応援コメント

  • 派手に燃やすのかな、と予想してましたら、何と二段構え! これ、初めから贋作だってわかってないとパニックになりますよねぇ。そういう心理的な動揺も組み込んだ演出なわけですね。お見事です!
    地井さんもいい線いってましたから、もう少しがっつりホールドされてたらやりにくかったかもですね^ ^

    作者からの返信

     眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。

     この二段構えの作戦は、確かに本物と思い込んでいたらかなりの衝撃を受けますよね。
     燃やすほうはスポットライトの熱とかでごまかせますが。
     それですら木屋輝美は強い焦りを感じていました。
     火を消し止めたと思ったところで発動するシュレッダー。
     みるみるチップになっていく「本物」を見て卒倒してしまうのも無理からぬことですね。
     地井さんは「絵は本物」だと思い込んでいますから、目の前で盗み返されるのを避けようとしたわけですが、こちらもまさかチップ状になるとは思っても見なかった。だから、義統くんを取り押さえはしても「奪う」のが目的だった怪盗コキアを防ぎきれなかったんですよね。
     もしボタンを押せないほど関節を極めるような押さえ方をしていたら、仕掛けは発動しなかったかもしれませんね。

  • なんと、映像から、火を使ったトリックで、そのうえにシュレッダーって、痛快。すっごく面白いです。

    「地井玲香が右腕に上肢を絡めてきた」

    地井さん、やるなあ。でも、無駄な努力になってしまいましたね。

    作者からの返信

     雨 杜和様、コメントありがとうございます。

     プロローグであえてプロジェクション・マッピングを使ったのは、今回立体ホログラフィーを使いたかったからなんです。
     立体映像で火を出して、それで現実に絵が燃える演出をする。
     映像だとわかっているけど実際に燃えたら焦りますからね。

     さらにシュレッダー。
     これ、元ネタは競売にかけられたバンクシーの絵画が元なんですけど、縦に4分割しただけだとなんとかなりそうなので、チップ状にして取り返しがつかないようにアップグレード。
     そして全編書き終えてから「そういえばプレバト!もチップだったな」と気づきました(笑)

     地井さんは絵が「贋作」とは思っていなかったから、怪盗がこれから盗みを働くだろうと考えていたんですね。もちろん協力者の存在も疑われますが、怪盗コキア当人を取り押さえていれば犯行は防げるかもしれないと考えたようです。

  • やっぱり探偵と怪盗の距離感が近すぎるのがちょっとクライマックスに水を注してますねー。ここまで気が付かないのは地井玲香は無能だったからという結論になりますからねー。
    最初から地井玲香は犯人がわかっていた(疑っていたじゃなくて)、でも防ぎきれなかったという組み立てでどうですかね。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     世間でよくあるコンテンツの「VS」もので「対決するように見えて実は協力している」というあたりを狙ってみたのですが、あまりうまく表現できませんでしたね。反省しております。
     地井玲香は記憶している範囲内の人物の中では、義統くんに目をつけていましたが、他の可能性も考えないといけないので決めつけはしていなかった。決めつけるともし外れたときに損害が増えるだけなので。
     でも、最初から知っていたほうがよい展開になりそうですね。
     そうすれば本件より前の5件の段階で地井探偵と義統くんの話をひとつ作れそうですからね。そちらで確定させて、こちらは防ぎきれなかったという流れなら筋が良さそうですね。
     『怪盗コキア』の次作は5件の前科からひとつチョイスする予定なので、そちらで地井玲香と正面切った騙し合い・探り合いを書くのも良さそうですね。

     創作のヒントをありがとうございます。
     本作の変更は募集期限が終わってからのほうがよさそうですね。

  •  おーっと! ついにコキアが絵を盗み(?)ましたね!
     地井玲香さんの追及も上手く躱して、やりとげましたね!

    作者からの返信

     水守風火様、コメントありがとうございます。

     怪盗コキアの狙いは「奪回する」なので、セビル葵(木屋輝美)から“傑作”を奪い取ってしまえば任務完了です。
     だって展示しているのは贋作ですからね。
     本物はすでに横山佑子に返還しているので、あとはセビル葵の所有する絵をしかるべく処分してこの世から消してしまえば、セビル葵の持つ“傑作”が無に帰し、横山佑子の持つ“傑作”が彼女の名義で復活できる、という展開を想定したのですね。