応援コメント

第34話 誰が描いたのか」への応援コメント

  • 木屋さん、自己暗示で信じ込んでるんじゃないかってくらい自信持って主張しますよね。絵の価値を見分ける審美眼はあるのに、それを描いた横山さん自身を侮っているのが残念……。でも、このプライドの高さも怪盗の計算のうちなのでしょうね!
    地井さんも警察の二人も、そりゃカチンとくるだろうなって思います^ ^

    作者からの返信

     眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。

     そのとおりで木屋輝美さんは思い込みが激しいので、「一度手にしたものは、どんな経緯であれ自分のもの」と思っております。
     絵の価値自体はわかるだけの審美眼もありますが、どうも他人に嫉妬してしまいます。そのあたりを改善すれば、小さく商売するぶんには生活できるくらいは稼げるのではないかと。
     でも横山佑子さんのようにパトロンが付けば生活は劇的に安定するんですけどね。

     地井さんも浜松刑事と駿河刑事も、木屋さんの振る舞いには相当頭に来ていますが、怪盗から予告状が届けられた手前、いちおう狙われた作品の作者として守らなければなりませんからね。

     怪盗コキアは気性を理解しているので、木屋輝美をおだてるだけおだてて、最後一気に落としにかかります。いっさいの容赦なしです。

  • 地井さんを怒らせるとは、木屋さんはある意味、かなりのものですよね(苦笑)

    作者からの返信

     地井探偵を怒らせるのは本当に難しいです。
     『容疑者のひとり』のほうでは理路整然として犯人を追い詰めていく冷徹さに似た一面がありますが。
     本作『怪盗コキア』ではやや感情的にもなる一面を見せておきたかったんですよね。
     来年の本格ミステリを考えたとき、冷徹さだけで文字数を埋めるのが難しいと思いますので。

     元々冷静沈着な地井探偵を怒らせてしまうほどの自分勝手。木屋輝美さんは想像以上に自己中心的です。

  • 木屋輝美さん、本当に強情ですよね。

    ところで、ゴッホのひまわり、7連作。思わず、ググってみてきました。へええでした。

    作者からの返信

     雨 杜和様、コメントありがとうございます。

     木屋輝美は気が強くて厚顔無恥。まあ憎まれ役にはもってこいなんですけどね。
     怪盗が施した仕掛けが発動すると状況が一変しますが、それはかなり先の話なので(^_^;)