概要
救ってくれたのは不良聖女でした
聖遺物。神々が残した奇跡の残滓、宝石よりも貴く、黄金よりも価値あるもの。迫害の一族“灰毛”の少年ウェルは、突如として顕現した聖人によって故郷を燃やされ、両親と仲間を喪った。そして、自身もまた凶刃に掛けられようとしたその時、大鎌を携えた赤髪の聖女に助けられた。シェリーと名乗ったその女は、ウェルの首筋に刃を添えて告げる。「ここで死ぬか、共に地の果てまで巡るか」——生ける聖遺物の少年と聖遺物を狩る不良聖女の、神々をめぐる旅が幕を上げる。
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