携帯の中の幽霊

男子高校生の日常から始まるミステリー。
謎解きの要素にどんどん引き込まれ、幽霊の正体が知りたくて、気がつくと夢中で読んでいました。
登場人物はみんな、優しさも人間らしさもあって、彼らの心に触れていくたび、読んでいる私も心が動かされるような気がしました。
読み終わった今は、ぽろぽろと泣いてしまってます。それは、悲しいだけじゃなくて、ジーンと胸の中があったかくなるような、前を向けるような気持ちになったから。このお話を読めて本当に良かったです。