本当に、本当に素敵な物語をありがとうございました。
「君が死にたかった日に、僕は君を買うことにした」の後日譚。
失ったものは戻らない。
徐々に記憶さえも失われていく。
抱えておきたかったものが手から零れ落ちていく悲しみ。
抱えきれないことへの無力感。
それら全てを抱えながら生きていくということ。
それらの中心にいつも愛があるということ。
丁寧に紡がれていく後日譚のあまりの美しさと儚さに、何度も心を整えるように深呼吸をしました。
読むことができて幸せでした。
この物語が一人でも多くの方に届きますように。