概要
君の為なら僕は妖精を産める
死んで小さな鑑賞用のガジュマルの樹になった僕は、愛する女の子アコちゃんの勉強机に飾られた。
彼女に幸せになって欲しくて幸運の妖精キジムナーを産むものの、一人の少年が彼女の前に現れ、なんか恋に落ちそうになってきた。
僕は焦るが、ガジュマルの樹だから何も出来ない。
自由に動ける分身(キジムナー)を駆使して繰り広げられる、愛の裏舞台。
★タイトル変更しました
彼女に幸せになって欲しくて幸運の妖精キジムナーを産むものの、一人の少年が彼女の前に現れ、なんか恋に落ちそうになってきた。
僕は焦るが、ガジュマルの樹だから何も出来ない。
自由に動ける分身(キジムナー)を駆使して繰り広げられる、愛の裏舞台。
★タイトル変更しました
いつもわたしのお話を読んでくださってありがとうございます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ガジュマルになったパパ(?)が娘の恋愛を見守る話
タイトルでなにか変態チックな話なのか?と警戒するものの、どうやら主人公はヒロインのアコちゃんのお父さん的立場のようす。ふとしたことで死んでしまった主人公は、鉢植えのガジュマルに宿ってアコちゃんを見守る立場になります。部屋から一歩も動けず困った主人公は、キジムナーを生み出しアコちゃんを守らせますが、アコちゃんに近づく男子がいて……というお話。
いわば恋愛劇を覗き見するお話ですが、お相手の男子がオカルトに妙に詳しかったり、ガジュマルになった主人公の奮戦が妙にコミカルだったり、独特のおかしみがあるのが本作の良さ。肩肘をはらずに、主人公と一緒に恋愛模様を覗き見てはいかが。