概要
その時、月はどこにいた――
どの夢にも月が登場します。
夏目漱石の『夢十夜』のような形の、掌編小説です。(800字~1300字程度)
昨日見たような夢もあれば、幼い日の思い出のような夢もあります。
では、どうぞ。
夏目漱石の『夢十夜』のような形の、掌編小説です。(800字~1300字程度)
昨日見たような夢もあれば、幼い日の思い出のような夢もあります。
では、どうぞ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!月にまつわる幻想的な夢のお話
作者様が見た夢を元にした、月に関係する不思議なお話たちです。
途中で夢を元にしたお話だということを忘れて、やさしい童話か幻想文学を読んでいるような気持ちになりました。
使われる言葉が綺麗で、文章も美しいからでしょうか。物語の世界に自然と入って行けます。
夢を元にした物語ということで、私もまず『夢十夜』を思い出しましたし、月の語るやさしくて幻想的なお話ということで『絵のない絵本』を思い浮かべました。
夢のお話といっても物語性が高く、全体的にやわらかで幻想的な雰囲気をまとっているのが特徴です。
子どもから大人まで広く楽しめる作品集ではないでしょうか。
語りかけてくる月、盗まれた月、孤独なロボ…続きを読む