概要
世界を襲ったペスターの猛威に、異能に目覚めた少年少女が生き残る話
もうすぐ真夏だというのに雪のような白い結晶がちらつく。それは世界に起きている害のない怪奇現象だった。ある日ヨハクがマンガ喫茶に入ったとき、突如強烈な眠気に襲われる。それと時を同じくして世界は光につつまれ、一部の人が害虫(ペスター)と化して、人を襲い始める。瞬く間に世界に蔓延し、世界は大混乱に陥った。のちに“光の日”と呼ばれることになる時から、十日後。ヨハクが目覚めると自称妖精を名乗る少女アイリスと出会う。アイリスはヨハクに世界が崩壊したともにヨハクに異能が宿ったことを教えてくれた。信じなかったヨハクであったが、害虫(ペスター)に遭遇し、異能を開花させ、マンガ喫茶のビルの屋上から世界を見た時、ヨハクはアイリスの言葉を信じざるをえなくなってしまったのだった。
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