ラストエピソード そして就職へ
伝説にはなれなかったけれど、そろそろこのお話を畳まないといけない程度には時間が経ってしまった。
今現状、結果的にどうなっているかを綴って、この物語は終わりにしようと思う。
未払い給料はどうなった? バカいっちゃいけねえ。労基も投げたぜ(地獄)
一先ず、この世の地獄みたいな報告から始まった今回ではあるが、総合的なお話をするならば、タイトル通りIT系の仕事に就職が決まり、給料と休みも得られ、何とか慣れない日々に四苦八苦しながらも日常を取り戻した感じである。
前の仕事からすれば専門職としての知識がかなり必要で、仕事を続ける不安はあるものの、あのどん底の状況からここまで立て直せたことを喜びたいところだ。
そんな就職までの流れであるが、結局ハローワークの支援訓練を利用した。
失業者に用意されている通いながらしっかりお金を貰えるタイプの訓練ではないが年齢や技術、状況に依らず参加しやすい訓練である。
そこでアレやコレやしながら半年ほどの勉強を経て今に至る。
正直に言うと講師の人達、技術的に怪しいラインの人もいたりで、終盤不安感満載での訓練だったが、一応今俺がお金を稼げているのでヨシとしておこう。
未払い給料については、どうなるやら。私にもわからん。そういうネタ。
冒頭に書いた通り、敵の防御力が固く労基も投げてしまった。
俺も嘘だと思いたかったが、ところがどっこいこれが現実らしく、再三の指導にも対応しないということで無理ですという電話が掛かってきた。
業務中にそれを受け報告される俺の辛さも考えて電話はして欲しいものだが、労基の職員さんが悪いわけでは無いのでこの話はここまでにしておこう。
閑話休題。
その為、30万以上はある未払い分は回収の展望がないまま腐っている。
LINEのトークなどは繋げられそうなため、再度の直談判も考えているものの、ブロックされたらそれで終わりだし何とも手詰まり感だ。
自分でも信じられんが怒りですさまじいエネルギーが右の掌に集まってきているのだが、スマホにこのエネルギーを流す方法がわからないことだけが無念だ。マジで。
報告とはいっても、結局大したことはしてないのでお話はこんなものだ。
とはいえ、職にもありつけたし、家を失わずには済んだので、しばらくはまた先のことを見たり見なかったりしながら生きていこうと思う。
約一年近くという無職の期間であったが、勉強とかしてたしお金も無かったので言う程ノンビリは出来なかったが、一つ色んなものを見直す良い機会にはなった。
飲食業務、給料未払い、様々な精神的苦痛、思い返せば嫌なことばかりで、偶に出来たいい思いじゃ全然帳消しに出来ない地獄の数々だったが、まあ一つ話のタネが出来たと思って、笑い話にしておこうと思う。
そういったところで、このお話はここで締め括りたい。
最後に謝辞を。
個人名は多いし色々アレなので書きませんが、特に秘密三国志管理者様並びにプレイヤーの皆さま、色々リアルでもネットでもお力添えを頂き、本当にありがとうございました。今回の失職後のドン詰まり状況を何とか出来たのは、やはり皆様のおかげだと思っております。
他今回色々と気遣ってくれた方々にも謝辞を。ありがとうございました。
それではまた、今度はフィクションの作品が出来たら、電子の海で会いましょう。
したらな!!
俺がバイトを失った日 品格3 @hinakaku3
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