概要
ラノベ大好き少年とラノベ大嫌い少女の送る学園ラブコメ!
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!熱いスピリッツ! 青春の煌めき☆
面白かったです! ←冒頭で言いたいくらいに。
ラノベ好きな主人公と、同じく文芸部の、こちらはミステリー好きな女の子をメインに物語は進んでいきます。
ふたりの気持ちは頑なでお互いをなかなか認めようとしませんが、ある些細な問題が起こり仲たがいしてしまいます。
そこからのエピソードが、本当に泣けるお話で感動しました。
こちらの作家さん特有の爽やかな文体と最高の掛け合い。それから説得力のある内容とで、思いっきり物語に入り込み夢中で読めてしまいます。
『文章で世界を見せ、そして読者に魅せる』
作中のフレーズですが、皆様にもそれを感じて頂きたいなと思います。 - ★★★ Excellent!!!この小説の魅力を伝えられたらあいつに告白します
男子高校生・宮藤修也は、異能バトル系や異世界ファンタジーなど、可愛いヒロインがいっぱいでてくるラノベが大好きなラノベオタ。一方、同じ文芸部の二階堂絵理奈はガチガチのミステリーマニア。
当然ながら、二人の好みが一致するわけがなく、文芸部の読書感想会は、いつも口喧嘩になるのだけれど、ラノベ好きな読者には二階堂の正論がグサグサと突き刺さる……。
ラノベ主人公が最初から最強チートだったり、パンツ見られたのに美少女が惚れてきたり、文章が薄っぺらかったり、確かにご意見ごもっともなんだけど、男の子はそういうラノベが大好きなんだよ!!
何故、宮藤がラノベに執着するのか。何故、二階堂がラノベを拒絶するの…続きを読む - ★★ Very Good!!初めてラノベを読んだ時の感動を。
この作品はラブコメを目指して書かれていますが、相反するジャンル愛を持つ文芸部の少年と少女が相手にそのジャンルの良さを分かって貰おうと奮闘する学園ジャンルラブストーリーです。↑一部語弊有り
ラノベが大好きな宮藤修也少年はその魅力を世界に拡める為に、ラノベが大嫌いなミステリー好き少女、二階堂絵理奈をラノベ好きにさせようと奮闘するが……どちらかと言うと、二階堂さんの方が主人公にミステリーの良さを理解してもらう為に頑張ってます。
ラノベ押しと思わせといて…アンチラノベの要素も有りつつ、ミステリーを凄く押して来ます。ミステリー好きからすれば語るまでもなく理解出来るのですが、主人公の少年は頑ななま…続きを読む - ★★★ Excellent!!!文芸部のラブコメにして掌サイズの創作論?
主人公はラノベ大好きの男の子。
文芸部には個性豊かな女子たちがいるが、メインのヒロインはミステリー好きの女の子。
主人公は女の子にラノベを読ませようとし、女の子は主人公にミステリーを読ませようとする。
なぜ、ミステリーを読めないのか? なぜ、ラノベじゃだめなのか?
読み味としては、文芸部の中のドタバタ会話劇といった感じ。でも、ミステリー vs ラノベ という二項対立でキャラクター達が議論しているところで、僕としては、ちょっぴり、創作やジャンルについて考える切っ掛けになって、ジャンル「創作論・評論」の作品とかをチラ読みするときのモードに頭が切り替わったりしました。(ちょっぴりデスヨ…続きを読む