概要
信ずるべきは、聖なる女神か、邪なる妹神か。それとも――
大陸の半分を席巻し、もはや元の名が忘れ去られた「帝国」。
国内屈指の有力教会の息子・キリクは、家業を嫌い、帝都で軍人となっていた。今年に入って皇族を守る「皇室師団」に配属された彼は、「氷の女王」と恐れられる女隊長や陽気な少年兵たちとともに、厳しくも楽しい日々を過ごしていく……はずだった。
初めての宮殿警備の最中に、邪神とされる神様の名を叫ぶ不審者ともみ合ってしまったキリクは、自分が所属する隊の意外な裏の顔を知る。そして、避けてきたはずの宗教闘争と古い神話にまつわる戦いに、巻き込まれてゆくこととなる。
かつて聖戦の一端に触れた少年と、聖戦の中にいた若者たちが中心となって織り成す、殺伐とした日常のお話。
彼らの物語は、第三の神話となるか――。
数年前のお話→
国内屈指の有力教会の息子・キリクは、家業を嫌い、帝都で軍人となっていた。今年に入って皇族を守る「皇室師団」に配属された彼は、「氷の女王」と恐れられる女隊長や陽気な少年兵たちとともに、厳しくも楽しい日々を過ごしていく……はずだった。
初めての宮殿警備の最中に、邪神とされる神様の名を叫ぶ不審者ともみ合ってしまったキリクは、自分が所属する隊の意外な裏の顔を知る。そして、避けてきたはずの宗教闘争と古い神話にまつわる戦いに、巻き込まれてゆくこととなる。
かつて聖戦の一端に触れた少年と、聖戦の中にいた若者たちが中心となって織り成す、殺伐とした日常のお話。
彼らの物語は、第三の神話となるか――。
数年前のお話→