概要
あのとき確かに僕は死んだ。──死んでたほうがマシだった?
15歳の春。希望に満ちあふれた高校生活は、突然の事故死から幕を開けた。
僕を助けてくれたのは、アリーチェと名乗る不思議な少女。彼女はなんと、死者の魂を回収して導くという、死神だった!!
その日から、僕はアリーチェのげぼ──助手として、彼女を援けるようになったのだ。
僕を助けてくれたのは、アリーチェと名乗る不思議な少女。彼女はなんと、死者の魂を回収して導くという、死神だった!!
その日から、僕はアリーチェのげぼ──助手として、彼女を援けるようになったのだ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!死と向き合うつらさ。
少年と死神とのツーマンセル作品。
王道ライトノベル的な導入とシンプルな設定、そしてなにより読みやすい文体により、スルッと作品の世界に入ることができる点がよかったです。
ストーリーも、失われていく命を救うことができない主人公の葛藤と、離れていく魂を魔の手から死守する使命感に板挟みされる心情がよく伝わってくるものでした。
作品の方向性としては、高橋弥七郎の『灼眼のシャナ』に通じる面がある感じですね。
物語はまだ始まったばかり。憧れの女の子や幼馴染が登場し登場人物が増えてきたとこに、魂を回収するアリーチェがどう絡んでくるのか。なんとなく嫌な予感がしますが、続きが気になってしょうがないです。