紹介文から恐ろしいです。「突然、私の目の前に現れた男」がホラーを語り始めるという第1話に入る前から興味津々の物語。どの怪談も奇妙なものばかりで、語り手の話に引きこまれていきます。「百物語」は話し終えると怪異が現れるというけれど―― 一話完結で読みやすく、どの怪談も読みごたえがあります。謎の語り手が淡々と話す怪談はラストまで恐怖をもたらしてくれます。
ひとつひとつのお話が読みやすい長さで、気軽に楽しむことができます。夢中で読んでいるとゾッとする話がたまにあります。眠れない夜など隙間時間で読めるので毎回更新が楽しみです。
オバケが出る話も、出ないのに怖い話も、様々な怪談が詰まった本作。サクサクと読み進めやすいのも特徴!短いながら、恐ろしい怪異がしっかり描写されています。夏の長い夜のお供としてもオススメです!
身近な恐怖を描いた怪談集。淡々とした語り口のそつのない文章がとても読み易く、どんどん読み進められました。お話もしっかりした和製ホラーで読み応えあり。オススメです!
サラッとしてうすら寒い。正統派百物語です。読みやすいですね。さて100話読んだら何が起こるのか…。…とか最初のレビューで書いたのですが、10話ごとに登場する、友人の話が気になってしょうがない。