概要
ひとで”なし”な彼らの関係は、恋人以上同居人未満。
『ひとでなし? ああ、あたしのことね!』
怠惰な青年・神山隆二が、拾ったのは無駄ポジティブな幽霊少女・マオだった。
なし崩し的に神山家に居候しはじめるマオ。マオに翻弄されつつ、恋人以上同居人未満の関係を築き、だらだらと日々を過ごしていた隆二の前に「怪しい研究所に勤める赤い服をきた少女」や「元カノ」、「旧友」が次々に現れる。さらには、マオが消えかかったり、誘拐されたりの厄介事も。
怠惰な青年が、自宅のソファーで幽霊少女と二人だらだらテレビを見る生活を守る為だけに頑張る“現代だらだらオカルトファンタジー”。
「あのソファーは一人には大きすぎるんだ、だから……、一緒に帰ろう」
怠惰な青年・神山隆二が、拾ったのは無駄ポジティブな幽霊少女・マオだった。
なし崩し的に神山家に居候しはじめるマオ。マオに翻弄されつつ、恋人以上同居人未満の関係を築き、だらだらと日々を過ごしていた隆二の前に「怪しい研究所に勤める赤い服をきた少女」や「元カノ」、「旧友」が次々に現れる。さらには、マオが消えかかったり、誘拐されたりの厄介事も。
怠惰な青年が、自宅のソファーで幽霊少女と二人だらだらテレビを見る生活を守る為だけに頑張る“現代だらだらオカルトファンタジー”。
「あのソファーは一人には大きすぎるんだ、だから……、一緒に帰ろう」
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ひとでなしの恋物語
隆二とマオ、ふたりの関係を元に物語は進んでいきます。
なんだろう、ふたりの関係は例えば純愛と呼んでもいいぐらい
やわらかくてささやかでちょっと淡いものなのだけれど、
どうしてだか純愛という言葉がすごく近いのにピンと来ない。
ふたりの関係はここにしかない特別なものだから、
それを一言でいうのにもどかしく思ってしまうのです。
ただ、愛というよりは、恋かな、というほうが
すこし幼いふたりの関係にはしっくりくる。
それを眺めているのがハラハラもするけれど
とても楽しい物語でした。
最後の最後まで物語がどっちに転ぶのか分からなくて、
でも一番最後、よかった、のではないかな。
分からないけれど。
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