瀬夏ジュン

僕たちの未来の話

市役所に勤めている「おれ」はある日、不可思議な男と出会う。そこで発生したいさかいから、おれは、ある不条理に巻き込まれる……。

——どうして彼女は———どうして彼は—— 会社をクビになった男の出会いの物語です。

突然、相方の母国に移住する羽目になった関西人の私。大好きな大阪を離れ向かった先は、アメリカ合衆国バージニア州。『南部州』『旧自治領（Old Dominion）』と呼ばれるその土地…

遺伝子が重要な財となった時代、高度なセキュリティーを持つ墓が求められた。 合衆国一の規模を持つ総合葬儀会社クノックスでインターンとして働くエマは、担当していたご遺体の消失を目の…

　かつて動物実験でマウスを扱っていた時に、恐ろしい目に遭った研究者。彼が職場から去った後、その研究を引き継いだ後任の研究者もまた、同じ実験室で呪われるのだった。 　全十二話（プロ…

2019年11月25日〜2020年11月25日 顔よし、からだよし、性格よし。そのうえ読書家。なんだか現実味のないイケメン(？)、キタハラくん。仲のよい「あなた」は、SNSフォ…

それは、考えに考えた文章ではない。 携帯の力に頼ったお話である。 ※不自然な言葉は全て携帯君のせいです。 ※一文字打って変換のみで進めるという横暴。

精神を病み、強制入院も経験した筆者が、自分を鼓舞するために、そして、私と同じく生きることに苦しんでいる人を楽にしたり勇気づけたり、元気にしたりしたい……そんな気持ちを込めて書いた…

彼女が海に捨ててきたものは彼との思い出のすべてだった……。

　アメリカで暮らす主人公（日本人）と同僚（外国人）の会話には、些細な誤解が生じていた。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」でも掲載しています）

　魍魎である清流（せいりゅう）にはある日課があった。それは、夜明け前に人里に下りて、一人の人間の女性に会いに行くこと。 　女性はいつも蔵に閉じ込められていた。 　外にほとんど出た…

リアと名乗る謎の少女が、失った記憶を取り戻すカギとなるのか…

その変わり果てた肉体にジャックインし、彼は終わらない夢を見る。黄昏の中の浜辺。永遠の中のひとかけらを無限に引き伸ばしながら、彼は夢を見続ける。 しかし、その瞬間も、いつかは終わ…

200年前まで、魔法を利用して腐敗した政治を行っていたアウローラ新王国では、同じ歴史を二度と繰り返さないために魔法を厳重に管理する体制をとっていた。 そんな王国で唯一、魔法が自…

「そこ、人が死んだのね。出るの。幽霊が」 「了解です。それでいいです。そこ住みます」 築五年、南東向き角部屋、バストイレ別、リビング10畳、収納たっぷり。 これで一ヵ月五千円！…

亡き妻の誕生日に公園で会ったギター弾きを家へ招き入れた老人。 二人の小さな小さな物語が始まります。

【2020.08.15 公式HPを作りました…！詳細は「あらすじ」の最終段落を御覧ください】 　お姫様の口づけは、蛙を王子へ戻す 　王子様の口づけは、姫を千年の眠りから覚ます …

大雑把な性格と言葉遣いと外見（ベリーショート＋色黒）のため、男に間違われる一応女子の安西涼は、幼馴染の立石優と毎日喧嘩三昧。 そんな二人が革命を起こす！？ そして亡き父との…

｢俺は死にました｣ こんな奇妙なラインが夫から来た。イタズラかと思ったが、家に帰ると出ていった形跡は無いのに姿が無い。 家の中を捜索すると床に落ちた鏡から闇が溢れていた。 まさ…

　職を失った僕は平日昼間の住宅街で、かつて憧れた先輩の姿を見る。彼女、坂島栞は“物語を書き続けなければ頭蓋骨のなかを花に支配されて死ぬ”病を抱えているという。 　生きているうちに…

流しの寿司職人、馬場寿子。流しでありながら、その腕前は一流であらゆる富裕層の顧客も多かった。 しかし、ヤクザの浜寿司（ハマヒサシ）の要求を断ったために激怒させてしまい逃亡者となる…

景浦 れい様の自主企画に参加し、優勝いたしました！ 「アリバイトリックのあるミステリー」 「舞台が学園で、教師が主人公の、心霊や怪物や妖怪が出るホラー」 という二種類の条件を満た…

主にはTwitterで呟いた、個人的エモの総集編。備忘録的な意味合いが強いです。 不定期更新。 【読者の方へ】 以下のような生態の作者が個人的なエモについて呟くだけです。 ・少…

折口夕子（おりぐちゆうこ）はパート勤務の主婦。 会社員の夫と大学一年生の息子と三人家族です。 このどこにでもあるような普通の家族が、一家全滅の危機に直面するお話です。 アタシ…

カクヨムコン5に応募中の『天空の標』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054891239087 の世界の中で カクヨムコン関係のことをユル〜〜…

文章にしたい日常の一コマがあった時、それを切り取ります。 一話読切りなので、どこからでも。 文体は他の作品とは異なります。

「うつうつ」が現状僕の真の姿とすれば、こちらは、あくまでも、明るく楽しくクラシック音楽を眺めよう！という、仮想の僕の視点に基づいて書いて行きます。なので、出てくる作品も「うきうき…

　両親の離婚で田舎に預けられた透は、描いた絵を現実に生み出せる力を持った少女・スイと出会う。仲良くなった二人だが、ある日スイはいなくなってしまった。透に愛用のスケッチブックと、ト…

「うつ」的状況の中で、結局仕事もやめてしまったぼくですが、しかし、こういう時も、手をこまねいていても、やはり明日は来るのです。ぼくはお医者様者でもカウンセラーでもないので、あくま…

２０１６年以前に書かれた小説を発掘したので載せようキャンペーン第二弾。 舞台は冬に閉ざされた文明崩壊後の世界。一組の少年少女が、無垢なまま淡々と生きている世界。しかし、ある思い…

伊藤 愛紀穂（いとう あきほ）は11歳の小学六年生。 担任の御堂（みどう）センセが好きだけど、家出してたお姉ちゃんがなんと、センセの赤ちゃんを身ごもって帰ってきた……！ これって…

ある日、やましんの母は宣言したのです。 『これからは、けんかして回る！』 それは、まさに大騒乱の始まりだったのです。 これは、やはり一種の、童話のようなものだと思っ てく…

３匹の猫に囲まれて暮らす主婦の日常を綴ります。 可愛いエピソードはもちろん、多頭飼いのメリットデメリット、動物病院との付き合いなど、思いついた順にのんびり書いていく予定です。 …

ゆあん様の自主企画「筆致は物語を超えるか【海が太陽のきらり】( https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054891743810 )」用のお…

天正19年も押し迫ったとある冬の日、京都の桜井屋敷にて隠居する酒井忠次の元に一人の男が訪ねてきた。 その人物は、前年小田原征伐で関東を追われた北条家の一人、北条氏規であった。

中学３年生の富田彩子は、学校に忘れたノートを取りに戻った。 そこで夕焼けに染まる町に見とれているうちに、過去の世界へ迷い込み、戦争の恐ろしさを体感する。

本当の酒好きには冒涜かもしれないが 下戸だって酒を語りたい。 でも三杯以上からはアルコールの味しかしない。 まるで消毒液を飲んでいるような気分。 でも酒を飲み始めて早●●年。 一…

小中高の国語の教科書で見覚えのあるあの先生。 きっとわかる、イメージだけで語ってみましょう！ ファンや尊敬している方には激怒されるかも・・・ ちょっとマニアックな角度から一般…

登場人物紹介 月夜葵：ツクヨアオイ(通称･アオ) 高校2年生：美術部 内気な性格だが、誰に対しても優しく 本を読むことが大好き。 ストレートロングの髪型が特徴的。 朝凪雅：ア…

自分で書いた小説の文体や語彙に注目し、改善点を探ります。

普通に生活していたのでは経験することにないような不可思議にも詳しい知識と臨死体験を持った七沢ゆきのと、その歴戦の雄姿にツッコミを入れる救急外来看護師・朝樹さんの医療？エッセイです…

アラサー独身の佑紀乃が料理教室と思って入った部屋は、「あなたもステキな作品を書ける！　０から始める小説講座」だった。 ひょんなきっかけでつながりを持ってしまった佑紀乃は、そこで…

どんなに時間を経たとしても、誰しも忘れられない場面があり、時にはそれらに救われることもあったり……

日記帳というか、メモ帳というか、歯みがき帳というかストレッチ帳というか。 そんなテキストをつらつらと。 ぎゅっと押して、小さなお寿司みたいに並べるつもりです。 お気軽にどうぞ。

一両編成の列車に乗って帰宅する、男女の高校生の短篇です。 タイトルでも明らかなように、ある偉大な歌手の曲をモチーフにしております。

この度私子供を授かり、出産しました。 妊娠してから出産までの、なんてことないエッセイです。

他の地域よりも遅く紅葉狩りが出来る地方、そこの一都市に「花ヶ岡高等学校」は存在する。 この高校では《賀留多》の持ち込み、使用が暗に認められていた。 賀留多闘技の勝敗によって揉…

ソラーレ解放軍率いるアポリオール将軍はついに、ニグラミア帝国を最後の砦、イオド火山まで追い詰めた。 決戦の日は近い、しかしそこで待っていたのは残酷な真実だった……。 明かされ…

日常の、何気ない瞬間を書けたらと思います