蛇ばら

全寮制の学校の四年生。十三歳の少女はある日親友に悩みを告げる。 どうも自分の日記が誰かに読まれているみたいで……？

ランドンのシャロン・ホルスト探偵事務所を訪れたのはスコルチ地方の名士、マクファーラン家の長女、キャサリンだった。彼女が言うには、この頃マクファーラン家の周りに住む家で続々とバンシ…

ひとりの娘と一頭のロバ、長閑な日々にほんのすこしのピクニック。 台詞無しのサイレント(?)小説です。 サクッと読める超短編。

休憩時間の一言から始まった、とある定食屋の一品。 同僚がすすめるその品を口にしてみようと俺はバイクを走らせた。 サクッと読める超短編。

病気エッセイ。闘病、ではないかも？　 もしかしたら不快に思われる方もいるかもしれないのでご注意を。 でも一応カクコンに出しちゃいます。

音速で走るメロス！ 迎え撃つは暴君ディオニス！ 暴君の暴は暴虐ではない！暴力の暴だ！ 頂点のスピードと頂点のパワーが激突する時、果たして何が生まれるのか！？ 太宰治原作のハイスピ…

微妙な距離感にある、高校生の男女のお話。 それは　恋？　なのか。絆？　なのか……。 ちょっぴり切なくてほろ苦い、淡い恋愛物語。 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートス…

幽霊。この世に思いを残し、ただひたすらにこの世にしがみつく。 うつつならざる存在に悩まされる人々。ある者はつき纏われ、ある者は追いかけられ、ある者は……。 彼らをあの世へ導く方法…

※『涼宮ハルヒの直観』ネタバレ要素を含みます！ ハルヒ初心者の僕（『直観』の『鶴屋さんの挑戦』しか読んでません）が作中に見たミステリー要素について感想をまとめています！ ※ 当…

『僕はまだ「小説」を書いたことがない。』に関するエッセイ。

※本作には読者の方が「不快」と思われる可能性のある描写が含まれております。 ※上記をご理解いただき、お読みいただけますようお願いいたします。 　勇者グレオスは魔王討伐を目指し、…

■カドカワBOOKS様にて１〜２巻発売中です■ 書籍版では重要ポジションなサブキャラを追加しておりますので、是非チェックしてみてくださいませ☆ https://kadokawab…

普段は魔王の物語に勤しむ男だが、今回は黒騎士の物語を紡ごう。 王家、貴族、商会、裏組織……。 ライト王国を裏から牛耳る【黒の魔王】率いるクロノスは、遺物を餌に黒騎士を呼び寄せる…

普通に生活していたのでは経験することにないような不可思議にも詳しい知識と臨死体験を持った七沢ゆきのと、その歴戦の雄姿にツッコミを入れる救急外来看護師・朝樹さんの医療？エッセイです…

12月1日KADOKAWAスニーカー文庫様より書籍版発売。 ◆　◆　◆　◆　◆ 王都で暮らす少年──セレルは自称ただの司書。 勤め先である王立魔法図書館で毎日本の整理をし、本を…

カクヨム投稿作が200作になったので、記念にメモリアル三題噺をやりました。 例によって「これがお前の性癖だろ？」という性癖三題を募集し、それに従って小説を書きました。 お題は「奔…

作家たちと楽しく交流していた凛々サイはある日、不思議な詩を書く少年に出会う。どうやら悩んでいるようだが……？　 ※ 当サイトに載せられている文章の著作権は全て飯田太朗に属します。

「逆仮装をしよう」 ハロウィン。 砂漠の使徒の提案で「リアルと同じ格好をしてみる」という逆仮装をしてみることに。「誰が誰か当ててみよう」なんていう企画なのだが……？　 ※ 当サ…

木村真穂子は同じクラスの明畑昇一くんが好き。でも明畑くんはいつもムスッとしてて……。 ※ 当サイトに載せられている文章の著作権は全て飯田太朗に属します。

これは神奈川県立湘南高校学校新聞からの抜粋である。 「奇人伝」と銘打たれたコラムには記者が確認した数多くの奇妙な生徒のゴシップが記載されていた。 この作品はそんな学校の醜聞……ゴ…

フィクションだと思ってほしい。個人的にはあまりに悲しくて、こうして書かないと昇華できないと思ったから。 ※ 当サイトに載せられている文章の著作権は全て飯田太朗に属します。

小学校低学年以下の児童が連続で誘拐される事件が発生。 身代金の要求もなく、最初はただ単に児童が失踪しただけのように見えていたのだが、とある警察関係者が監視カメラの確認をしたところ…

ソロキャンプで黴だらけの石碑に触れた。 そんなことさえしなければ……

いつもと変わらなかった夜のはずなのに、突然部屋の中に現れた不気味な模様の蛾。 次々と現れるそれを追い出しているうちに、「私」は押入の中から音がしていることに気付く。 普段は物置に…

「カクヨム」で平和な創作ライフを楽しんでいた飯田は「賞金十万アワード」につられ闘技場のイベントに参加することに。作家が自身の作品の能力で戦う闘技場。ルールはバトルロワイヤル。決め…

神奈川県立湘南高校に通う千桜こなつは同じクラスに好きな男子がいる。彼はハンドボール部に所属しているのだが、部活の帰りや休日に湘南海岸に寄っているらしい。彼と仲良くなりたい千桜は、…

久世万里は母がアメリカ人の日米ハーフ。叔父のトムも日本で働いていたのだが五年前に死去。横浜の外国人墓地に埋葬されていた。 万里は叔父のトムが大好きだったので、墓参りにもよく行って…

病床で記憶を失くしていく妻。 そんな妻が「あんみつ……」と告げる。 彼女のために、僕は動く。 ※ 当サイトに載せられている文章の著作権は全て飯田太朗に属します。

小田満は神奈川県厚木市にある公立高校に通う一年生。 駅から学校までの間にかなり距離があるので、帰路でしょっちゅう寄り道をする。 ある日、ふらっと入った路地裏でひとつの古本屋を見つ…

師匠……飯田太朗さんの、僕はまだ「小説」を書いたことがない。の二次創作です。 妹まで読んでから読んでください。 King Arthur編完結の寂しさをバネに勢いで書きました。

「カクヨム」の全部が闘技場フィールド化したのはいいけど、オイラの能力……あれ？　オイラの能力って何だっけ？　 ※ 当サイトに載せられている文章の著作権は全て飯田太朗に属します。

「私」は創作電脳空間「カクヨム」の片隅で日向ぼっこをしていたのだが、ある日自身のいる「ミステリー界隈」でひとつの作品と出会う。とても面白い作品で、作者と仲良くなった「私」だが、作…

「私」は創作電脳空間「カクヨム」のファンタジー世界で平和な日々を送っていた。同じファンタジー界隈で出会った「あの人」と親しく過ごし、絵を小説を裁縫を、創作を愛していた。 そんな「…

電脳空間の片隅で密かに「小説」を書いたり「声」の仕事をしている「ボク」だったが、ある日創作電脳空間「カクヨム」で一人の作家と出会う。 激しい日常を懸命に生きながらも、力強い物語を…

「私」は夫とのささやかな日常を送っていた。 体調が優れずなかなか毎日を楽しめずにいたが、夫からのプレゼントで創作電脳空間「カクヨム」の存在を知る。 私も物語を紡いでみたい。 そう…

未知の生命体を発見するために、マリアナ海溝に向けて有人深海探査艇が派遣される。 そこで調査員達が発見したのは、あたかも人の足跡に似た痕跡だった。 不可思議に思いながらも、調査員達…

★女性の、女性による、女性のための新しいヒーロー像を世に示す、スタイリッシュアクションＳＦヒューマンドラマ！ 　——“オペレーション”！ 　カンザキ・シュカ、３３歳、シング…

海には色んな伝説がある……。 不思議な彫刻、呪いの剣、古の金貨。船乗りを魅了し、大海原へと掻き立てる数々の秘宝たち。 しかしそれらの伝説には決まって、ある男が登場する。 「泥酔い…

※改稿してこちらの連作に組み込みました。 十　二　死　〜エセ占い師と十二の怪事件〜 https://kakuyomu.jp/works/16816927859283859707 …

女性限定マンションの管理人を勤める平野千鶴は退屈な毎日を送っている。女性限定マンションではあるが、いやそれ故か、首都圏近郊の住宅街の中にあり、マンションの周りには一軒家が多かった…

男性を殺害して局部を切り取り、口に咥えさせた状態で放置するという事件が発生。被害者男性が全員ブリーフ愛好家であったことから「ブリーフ殺人事件」と呼ばれるようになる。 犯罪心理学者…

「私」は普通の青春時代を送り、普通の大学に入り、普通の生活を送っている女性だった。 何か刺激が欲しい。そう思ったのは会社の屋上でお弁当を食べていた頃。 「どうせ誰も、見やしないし…

小説家の「私」は〆切に追われる毎日。スケジュール管理、プロットの作成、執筆、校正後の修正……。仕事に追われ日常を失っていく。何のためにこんな思いをするのか。何のために、こんなに苦…

　精霊が、平和のための言葉を紡ぐ国があった。 　人々はその言葉を実行し、長い平穏の日々を続けてきたが、運命の小石が転がりはじめ、やがてそれは大きな塊に。この国は変わるのか、それ…

「僕」こと桜井真人は高校受験を控えた中学三年のある日。図書室で一冊の本と出会う。 『命の燈火』。 それぞれの宿命を抱えながらも懸命にさだめと戦う登場人物たちに心を打たれる。 する…

女性ばかりを殺害し、ウェディングドレスを主体に装飾して陳列するという事件が発生。 女性の美しさを強調して殺害するその事件を人々は「ウェディングドレス殺人事件」と呼ぶようになる。 …

最初に人を殺したのは15歳。 ”カムイ”と呼ばれる力を使う少年は、兵士として人殺しを続けた。 切り裂く事に特化した少年は終戦を期に軍を退役する。 敗戦から10年が経ち、少年は青年…

【魔法のiらんど大賞2022最終候補作】 男性嫌いの美桜が通う私立月島学園高等部には、王子様と呼ぶにふさわしいイケメンがいる。 王子様は、顔がいいだけでなく、家が超お金持ちの正…

圭太は雑木林で真っ白な蜘蛛を捕まえた。 翌朝になると…… ※虫が出てきます。苦手な人はご注意ください。

　僕は「カクヨムで五千万字を読む！」を目標にして読んでいます。結構いろいろ読ませてもらったのですが、もったいないって思うときがあります。内容自体は普通におもしろいのに、読みにくい…