「呪い」中心にお話が進んでいきます。
原因不明の症状で眠れないという悩みを抱える完全無欠の学園の王子様と、何やら秘密を抱えた少女の出会いから物語は始まります
ホラーの中でも和風の現代ファンタジー的な要素が強いのでしょうか。
ライトで綺麗な表現なので読みやすいです。
空いた時間に一話ずつ読むのにもいいと思います。
しっかりホラーですが、読んだ後で気分が悪くなるようなことは無いです。
それでいて「呪い」を表現されているのは凄いことだと思います。
呪いってこういう物だよな、と納得させられます。
創作なので創作なんだと思いますが、作者さんはもしかしたら、とか。
主人公二人の関係も、二人とも一生懸命でどちらも応援したくなりますね。
やや(?)男性受けでしょうか。
怖いの苦手な方でも大丈夫かと思います。
怖いの好きな人って、みんな怖がりだと思いますし。
今なら丁度全部読める、まさに旬の完結間もない作品です。
「呪い」という言葉ににピンときたら是非。