青い向日葵

毎年決まった日になるとアトリエにこもってしまう画家の父。 偶然扉の鍵を手に入れた僕が、そこで見た物とは……

死刑囚の「私」が、最期に要求した一冊の本。 そこに綴られていたのは――

ゆあんさんの企画「筆致は物語を超えるか」に参加した作品です。 ※フレーズ評価OKです。

「あなたの好きなタイプは？」 合コンなどでよく聞くこの質問。 これに対する変化球的な回答をした女の子と、 その腐れ縁の少し変わった男友達のお話。

筋骨隆々のカンダタが垂れてきた蜘蛛の糸を引っ張って地獄へ釈迦を叩き落してバトルしたら面白くないですか？

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。百六十四。

桃太郎には、頭に二つのこぶができた弟、こぶ郎がいました。 兄の桃太郎は、鬼の流行らした伝染病に倒れてしまいました。 こぶ郎は鬼を倒すことを決意し、立ち上がります。 しかしこぶ郎と…

自主企画「筆致は物語を超えるか【明日の黒板】」参加作。 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054887207130 ※フレーズ評価・コ…

企画として提出させていただいたもので、スピンオフとして掲載させてもらいました。 ちなみに予備知識としてあげておきますと、ボンベイとは猫の品種であり、全身真っ黒の、クロヒョウをミニ…

ゆあんさんの自主企画に参加させていただきました！ 11月9日、番外続篇公開、です。（夜、修正をかけました） 企画用: フレーズ評価OK, コピペOKです https://kaku…

　プロクラブ対大学生チームの試合は、後半アディショナルタイム五分のラスト、プロ選手のオウンゴールというまさかの形で決着が着いた。〈ジャイアントキリング〉の裏に隠された、オウンゴー…

ケンジロウ3代目作、第３作目となる短編小説。

2018年9月22日発売！ 現役一級建築士の著者が送る、難攻不落の建築ミステリ番外編となる書き下ろし短編をカクヨム限定で公開します！ 書籍詳細：https://www.kadok…

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。百五十九。

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。百五十八。

30作記念作品。早いもので、杉三シリーズも30作になりました。 記念碑的な作品なので、やはり音楽譚とすることにしました。 最後の杉三の言葉にもある、「音楽は善にも悪にも凶にもなる…

この文書は、ある企画に出させてもらったもので、直接杉三シリーズの進展にかかわってきたものではありませんが、一応、杉三たちが登場するため、スピンオフとして掲載させてもらいました。ま…

「それで、そなたとスレイマンは相変わらず見ている方が恥ずかしくなるような熱愛ぶりなのか？」 16世紀前半、スレイマン1世時代のオスマン帝国。ハプスブルク家に対抗するため、フラ…

後の大宰相イブラヒム・パシャと、皇帝スレイマン1世となる不憫な少年のとある夜。 ＊そこまで直接的な描写はありませんが、この子たちは“とても親密な間柄”です。 ＊それぞれに怖い夢…

僅か10歳にして教団を率い、14歳で王となったサファヴィー朝のイスマーイール1世。無謬の救世主とまで謳われた王に、敗北などあろうはずがなかった。そう、その日までは。 ＊マグネ…

婚約者の名前は七海遥。でも、僕は三咲カナタと一緒に暮らしている。 工作機械を作る会社の技術営業をしているユキヤと遥は結婚に向けた秒読み体勢に入っていた。 しかし、ユキヤには遥と…

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。百五十三。

青い信号機が河原の側の道で逆方向を向いていた。 台風が方向を変えたのだ。 中学三年生の終わりから、高校一年生の一年間ちょっと付き合って別れた彼女。 それでも「僕」は、彼女のこと…

棘食蠅鳥を知っていますか。

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。百三十八。

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。百三十二。

見知らぬ人が、あなたに貝殻を差し出して言いました。 「命の音だよ」

戦後史に名を刻む迷宮入り事件、通称「九十九墓村事件」。数多の探偵が挑んでは敗れてきたこの難事件に、いま新たな探偵が挑もうとしていた。彼の名は桜小路綾彦。はたして彼は真実を解き明か…

兄弟殺しの掟。 皇帝になれなかった王子は、処刑されなければならない。 オスマン帝国においてこのようなものが慣習化して、約半世紀。 スレイマン大帝の５男として生まれ、６人兄弟の…

同題異話８月の自主企画参加用です。 老いた剣士が最期に戦った相手とは？

自主企画「同題異話　八月号」参加作品です。 夏の暑い日に現れた、あの人。私の中の何かが、変わっていく。 ※全話公開いたしました。

會澤茜（あいざわあかね）、27歳。看護学校を卒業して介護業界に足を踏み入れるも、呆気なく死亡。異世界で任されたのはドラゴンの介護。 私が死ぬのが先か。 彼が私を忘れるのが先か―…

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。百十九。

貴方はユーレフラシアという名前の世界を知っているだろうか？　それは「花の大地」という意味の言葉だそうだ。もし、貴方が彼の地の名前を知っているのなら、貴方はきっと彼女――エレナに会…

　とある寄宿制のキリスト系の女学校、二年Ｄ組に、転校生が来た。 　ドイツから来た転校生に、クラスメイト中が色めき立つ中、「あの子」の扱いだけはいつもと変わらない。 　しかし、転校…

【LisPon×カクヨム“最後の5分間”小説×朗読コラボレーション・コンテスト参加作品】 母親にとっての“最後の5分間”。

お盆休みに帰省した和也は、従兄の達也と共に、祖父の残したアトリエを探検する。そこに描かれていた三本足の烏の絵を見て、彼らは――。 二話完結。

どんなに必死に思いを告げても知らんぷり そんな難聴主人公になんとか声を届けたい！ いろいろ試してみるけど、やっぱり届かない！！ ↓前回の投稿↓ 『目と口がくっついた男の苦悩…

大学生の守田セイギは、ある日山手線に落ちた人を救おうとして死んでしまう。そうして次に目が覚めたとき、彼の肉体は別人のモノになっていた。 病床で彼に告げられたのは、脳移植の実験体と…

「同題異話 飴と傘」のために書いたものです。「新作集まれー！読み合いの場」にも参加しています。 短いお話なので気楽に読んでもらえたら幸いです。

泡となって消えた人魚と、古くから伝わるセイレーンのお話。

視覚味覚統合病という珍しい病気にかかった男 そこに取材にきた記者がいろいろ質問していく その先には男の体質による様々な悩みがあって……！？ ↓前回の投稿↓ 『３行で昔話を解…

とある夏の、とある幼馴染の関係が変わる、とある日の話。

いつもの朝が、いつものように始まる。ただそれだけのこと。 短編『さらさらと』の２人の、その後のお話。 ✳︎『さらさらと』 https://kakuyomu.jp/work…

森に七人の木こりが住んでいた。 彼らはみんな叩けばほこりの出る身の上で、木こりになるまでろくな人生を送っていない。他にできることがないので仕方なく肉体労働の木こりの仕事をしている…

メリバです。叶わない恋をした妖怪は、最後に何を思うのかーーーーー 拙い文章ですが読んでもらえたら嬉しいです。

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。百六。

冥王星の衛星カロン。 その観測所で動力炉が故障する。 一人残された観測員は最後の時に手紙を書き始める。 この作品は「LisPon×カクヨム “最後の5分間” 小説×朗読コラボレ…

ずっと前に即興小説トレーニングというサイトで【お題:強い監禁】【制限時間:30分】で書いた短編小説です。 テストもかねて投稿してみました。

分かる人には分かる、あの二人のお話です。前作を読んでいない方でも楽しめるとは思います。 近況ノートに誰の事なのか分かる話を貼っておくので、気になる方はご覧くださいませ。 7…