九十九墓村事件

作者 戸松秋茄子

67

24人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

まず一言、面白かったです。
ギャグとして笑える面白さであり、また探偵小説として納得できる面白さでもありました。
物語や小説というのは、過去の作品を踏まえた上で書かれることが多いわけですが……この作品は、探偵小説の終着点と言いますか。
この世のすべての探偵小説をまとめて墓に放り込み、埋めた土の上に立って不敵に嗤うようなミステリです。

★★★ Excellent!!!

半世紀前の九十九墓村で起こった陰惨な殺人事件。
桜小路綾彦は、その犯人を突き止めたと言うが……。

すごく読みやすく、文体も流れるようなのですが、ぷぷぷっと所々良いタイミングで笑える、珍妙な作品です。

半世紀という期間がこれまた絶妙な設定で、ときどき感嘆の声をあげてしまったくらいです。

大変面白い作品をありがとうございました!

★★★ Excellent!!!

いきなり迷宮入り事件の推理ショーからスタートしようとする物語☆
それだけでも充分面白いのですが、この迷宮入り事件の真相の奥底は、意表を突くものでした!

コミカルでありながら、綺麗にまとまっていて、読みやすい文章、ちょうど良い長さ、と実は結構計算されて書かれたのかなと思い、舌を巻いております☆

皆様もこの迷宮入り事件の真相について推理して頂きながら、お読み頂いてはいかがでしょうか!?

★★★ Excellent!!!

こんなミステリがありますでしょうか。

非常にコミカルな文で、自分の読むスピードの遅さにじれったくなるほどの面白さ。バカミスと見せかけて、かなりしっかりした作りになっています。

最後まで読むと、これまた悔しい。バカミスというのは、普通ミステリファンからはイロモノ扱いされ、どこか下に見られるものなのですが、この小説を下に見ることのできる強者はなかなかいないでしょうね。

悔しいけど、一本取られた。
ミステリ好きなら、誰もが共感でき、誰もが舌をまくでしょう。
傑作です。

★★★ Excellent!!!

タイトルからして、「あ、例のアレだ」と気付かされる、ミステリージャンルの本作。
しかし、お笑い系の自主企画に参加しているのです。何を隠そう、その企画からやって来たのです、わたくしも。
タグにもしっかり明記されているのです、『ギャグ』と。

心配です。
『○○墓村』といえば、横○正○(伏せる必要あんのかな)の代表作ともいえるミステリー。ギャグの入り込む余地なんてあっただろうか。
加えて、この短さ。大丈夫?完結する?

本当にギャグなのか。
ちゃんと完結するのか。

この2つの疑問は、読めばすぐに解決します。

そして、あなたもこう叫ぶのです。

「確かに!」と。