合コンに人数合わせで参加したカナ。
「あなたの好きなタイプは?」
お約束の質問にカナが返した言葉は……?
カナと幼馴染である男友達との距離感にむずむずする甘酸っぱい物語――なのですが。このお話にはたくさんの回文(上から読んでも下から読んでもーというやつ)が仕込まれています。これがとても楽しい。また、文章に組み込まれているだけでなく、ストーリーでも回文がポイントになっているのが素敵です。
まずは物語として純粋にきゅんとなって、それから回文を探してみつけておおーっとなる。いろんな方向から楽しい物語。ぜひ読んでみてー。