概要
私が死ぬのが先か。
彼が私を忘れるのが先か――
認知症を患った老ドラゴンと心を通わすハートウォーミングなスローライフ、開幕。
作者からコメント
・認知症って何? 介護ってどんな? が、笑いあり涙ありのラノベで楽しめます
・異世界転生するけど、戦闘しません。スキルとか無い。のんびりライフがお好きな方にもおすすめです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!異世界×ドラゴン×介護! ドラゴンと人間の異色の交流がここに!
介護福祉士の會澤茜は仕事中に不慮の事故で亡くなってしまい異世界に転生。異世界で彼女に与えられた仕事はこちらでも福祉士。ちゃんと相手の事情を慮った素晴らしい采配だ。ただし介護の相手は人間ではなくドラゴンなのだが……。
認知症のドラゴンを介護するという設定だけきくと大変シュールに思われるのだが、このドラゴンのボケっぷりが妙に生々しいのである。
茜は特別なスキルも与えられたというわけでもないのに、そんな天災同然のドラゴンの面倒を甲斐甲斐しく見続ける。お腹が重たいというので摘便を行ったり、お風呂に入りたがらないのを上手く誘導したり、再び飛べるようにリハビリにつきあったり……。このドラゴンと…続きを読む - ★★★ Excellent!!!本当に名作です。異世界と学びを両立した稀有な作品。
(読了後に追加)
本当に面白く、楽しく、そして人生について考えさせられます。
「あとがき」までが素晴らしい。若い人にも是非読んでもらいたいです。
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11話までしか読んでいないのですが、とても良いのでこの段階でレビューをと思いました。就寝前のひと時に、読む方もいるのではと。
他の方のレビューに「名作」とあって、「本当に~?」と思ったんですが、本当に名作でした。
キャラクターがそれぞれしっかりしてますし、文章も読みやすい。そこに介護の知識が書いてあるのですが、「老い」というものについて、自然体で向き合う主人公の姿勢が好感度大です。
ぜひ多くの方に読んで頂きたいです。 - ★★★ Excellent!!!読了しました!
とても面白かったです。
自分も介護職で、介護に関する小説を書いているので、アカネさんと作者様にシンパシーを感じました。
異世界転生・転移系は基本的に好きではないのですが、読みやすくテンポの良い文章のおかげで苦手意識を忘れて読むことが出来ました。
アカネさんや竜の皆さんなどのキャラクターのバックグラウンド、彼らが食べるもの・着ているもの・住んでいる環境などが小説の中にさらりと描かれているのが良かったです。恐らく世界観やキャラクターについてしっかりと下地を作りこまれているのだと思うのですが、設定をあえて説明しすぎない、程よいこの感じが好きです。
「ドラゴンの介護福祉士」という直球でパッと目を引く…続きを読む