Han Lu

2018年9月、文学フリマ大阪でインフォメーションペーパーに載せた掌編です。 キンモクセイの「二人のアカボシ」、とても好きな曲です。「車線変更25時」も好きです。

スガシカオさんの大好きなアルバム「Sugarless」収録の「ぬれた靴」をモチーフに書きました。 3月のお話です。

「花火」をテーマに書いた、短い小説です。

「スイカ」をテーマに書いた短い小説です。

9月のお話です。

　人は誰だって、物心つく前から抱えているものがある。 　蛇が嫌いな女と、蛇が怖い少年。 　出会い、語らい、そしてそれぞれのカルマと向き合い、選択する。 　＊未成年を性行為に誘…

ルートヴィヒ少年は１７歳の男の子。 憧れのお姉さんとのえっちな夢を見てしまう健康で純朴な少年だ。 しかし彼は残念ながら王子様でもある。毎日そんなことばかりをして生きていられるわけ…

定頼は教通が嫌いだった。 彼が左大臣道長の息子だからだ。 道長の息子というだけで次々と出世していく教通。 しかも今不倫をしているらしい。いいご身分だ。 ところで、その不倫相手の女…

昔々あるところに、双子の王子がいた。 王であった父親は、自らの領土を二つに分け、双子のそれぞれに国を与えて統治させようとした。 それから幾世代を経て現在。 片割れの国の領主アッ…

むかしむかしあるところに、双子のお姫様が住んでいた。 二人は顔かたちこそ同じだったが、姉は何かと不器用で、おいしいところはいつだって妹にすべてもっていかれていた。 さて、そんな双…

森に七人の木こりが住んでいた。 彼らはみんな叩けばほこりの出る身の上で、木こりになるまでろくな人生を送っていない。他にできることがないので仕方なく肉体労働の木こりの仕事をしている…

男の寝室に毎晩少年の亡霊が現れる。 １５年前の戦争中に射殺した少年兵だ。 いったい何の用事だろう。 恨んでいるのか、それとも？ ------ 高校二年生の時に文芸部の部誌に掲載…

これはＳＦであり華麗な脱獄の物語。 そして苦しみながらも希望を求める魂の物語。 かつて存在したアトランティス大陸の冒険物語。 ここには世界の謎の解答があり、 世界があやふやであ…

自主企画「筆致は物語を超えるか」参加作品です。 レギュレーションぎりぎりの作品になっています。 ※体裁を修正しました。

彼氏にフラれた。髪を切りすぎた。 そんな理由で一泊二日の家出をしたって、いいよね。 ――そしてあたしは「パトリシア」という名前を貰った。 夢を追いかける人たちの、挫折と再生の物…

　恨み節や逆恨みではなく、自殺の予定もないですが…一度作家として死ぬことになった自分のノウハウを、多くの方々に伝えて活用してもらう文章になります。 　2017年1月、とりあえず…

なんとなくこれまで考えてきた創作に関するアレコレを綴ってみようかと。 まぁまともじゃなくても、斜め上の創作論になったら楽しいかも、なんて思っております。 完結としてますが、ご意…

『自由人にとって政府とは一つの道具や手段にほかならず、なにか施しをしてくれる優しい庇護者でもなければ、敬愛し仕えねばならない主人でもない。また国家の目標も、一人ひとりの目標の集合…

俺の本山川小説をくらえ

人間関係に疲れ、フリーターになって少し経つ深夜コンビニバイトの直樹。出会ったのは、人のあたたかさを思い出す1冊の手帳。

　核戦争で滅亡した地球。 　たったひとり生き残った、少女シェラ。 　その家庭教師として作られたロボット、ＰＤ０５。 　世界が終わった後の、どこにもつながらない恋。

女が好きで何が悪いッ！？　――女の子に恋する女の子の、甘くて酸っぱくて何より美味しい(？)、百合短編集！ ※「mistakes」「憧憬」はホラー要素ありです！！苦手な方はご注意…

そこは、海辺のひなびた駅のホーム。 特急列車と各駅停車が信号待ちをしています。 発車するまでの五分間の物語。 「最後の5分間」 ＜小説×朗読コラボレーション・コンテスト応募作品＞

「☆つか」という作者の創作論が100回になったのでその記念に立ち上げた企画。 10っ分毎くらいに、更新していきます。 　できればコメントください。 　深夜ですが」、誰か見てなけれ…

親が三日間の旅行に行っている間、橘真美と同棲生活を送ることになった僕だったのだが、その橘は朝食に針を入れようとしてきて……。

#山手線神話体系 #ノンノットフィクション #物の演劇 #すでにいる鑑賞者 #作品の上演可能性

あなたから借りた鉛筆を細く鋭く削る時。 口紅を塗るみたいにドキドキする。

中学生の「ぼく」は、クラスメイトの少女アリスにつきまとっている。 彼女は飛び抜けて美しい。そして悪いうわさを流されている。 「ぼく」が知っている彼女はそこまで酷いものではない。意…

北米を旅している女性写真家・賀東名緒は、ある村で秋を過ごす。

それが小説かどうか分からないまま小説を書く話。（2018/01/29新作）

飲みの席での何気ない瞬間 　私の心臓は早鐘を打っている――――

ツイッターで話題になった「女性だけの街」をテーマにした創作です。 ＊他サイトとの重複投稿です。

『あなたとはもう無理なの。ごめんなさい』 付き合って間もない恋人に振られた大和。別れの手紙をもらい、何がいけなかったのかを冷静に分析するも、それを彼女に伝えようとはしなかった。…

この作品は自主企画「【5000文字】でLGBT作品が読みたい。」への参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/117735405488409…

周りを冷めた目で見てしまう少年が出会ったのは、いつでも哀しそうに笑う不思議なお姉さん。 「だめだよ、少年はこっちに来ちゃ。」

数々の戦いで勝利を収めてきた主人公は、すでに英雄的な存在であった。力強い王と英雄、そんな国で民は豊かに暮らしていた。 そして主人公はまた戦いに赴く。

評価・閲覧ありがとうございます。 シリアス調に書いたつもりはなく、意味に気づいて笑っていただければ幸いです。 ちなみに、千文字ぴったりです。

大学生になった桃子。前の席に座っていた美人さんに、仲良くなりたいと思って声をかけてみたところ……

おしらせ：公募日記を始めました。読みたくねえよ！　という方のために章見出しの下に完全に隔離します。新しい資料部分を公開した際は全て章区切りより上に載せますので、興味のない方は無視…

高校生になって始まったのは騒がしい日々。 クセモノな先輩たちに振り回されて彼はたくましくなっていく。 やがて知る様々な思い、たくさんの思惑。 そして一生ものの恋が始まる――――。…

大学の文化祭で配布した部誌を文学フリマでも配布する予定だったのですが、部数の関係でなくなったので、部誌に掲載した自分の原稿を載せます。 お題は「３分」。文字数4000字以内縛りで…

「私だって、勇者になりたい！」 勇者育成のために設立された異世界の学校。 そこに転生した主人公、望月結衣は勇者に憧れ 「自分もドラゴンを使役して、大空を！」と希望に 胸を膨らませ…

製菓メーカーに務める藤田桂太郎の職場に、ある日、AIを搭載した人型ロボットがやってくる。 仕事仲間達が次々とロボットに置換えられていく中、桂太郎達、人間が取った手段は……。 …