谷風 雛香

幼馴染み彼が私の初恋だった。そんな気持ちを常に抱えた私は、友人にいい加減告れと後押しされ、夏祭りに告白することを決める。そんな、女子高生の初恋の話

なにもかもが退屈だった私。 そんな私が日々を送っていると、文化祭の日に告白される。 けど、クリスマスの日、私は彼から別れを告げられた。

ほんのちょっぴり絶望してる僕の話

　幼いときのおぼろげな記憶と録画したビデオ、ふんわりした妄想で書きました。 　怪獣知識について誤り、記憶違いがあれば指摘して下さい。

ある町の空き地に、セイタカアワダチソウやメマツヨイグサが生えていた。 植物たちは虫や風と話すことができ、遠い世界を見る力も持っていた。そして日々楽しみを見つけながら、幸せに暮らし…

野良猫の頂点に君臨する一匹の猫。ある日、とある家猫———池田家のみい———を助けたことから彼の生活は、思いは徐々に変わり始める。仲間すら信じてこなかった彼が、最後に出した「答え」…

きさらぎ駅は怪異である。ある日寝ぼけたまま電車を捕まえたきさらぎ駅は、その電車が通勤ラッシュの満員電車だということに気づいてしまう。ホームは瞬く間に人だらけ。人間は食べるがこんな…

　――ボクは、本。 　　ある冬の日にうまれた、本。 　　ボクは雪みたいに真っ白な身体をしているんだ。 　　でもね、ボクの中身は反対に真っ黒。 　　だから、皆に嫌われていたんだ。 …

向かいに刺さっていた君に1食限りの恋をした。 たこ焼き:6個300円の中の１個 至って普通のソースたこ焼きだが、鉄板の上に忘れられ、長く鎮座したために熱くて硬いかりかりボディ…

トラックに轢かれた主人公。 例によって神からの召喚によって呼び出される。 そこで出会った美しい女神を助けると約束するが、初めての異世界は空だった。 上空からなすすべもなく落下して…

本当に真夜中だが午前１時に電話が掛かってきた。 その電話に俺、元不良の友瀬勇大（ともせゆうだい）は出る。 するとメリーさんからの電話であった。 喧嘩腰で電話する俺。 まあこれが間…

ある日、相変わらず上司からひどい叱責を受けた後、終電で帰宅する最中の「俺」。 代り映えしない毎日や、周囲や世の中に対する不満を、そしてそれ以上の自分への不満を抱えながらもんもん…

周りにはなかなか本音は言いづらい事を書いてみる。 本音と建前の言葉のパラドックス。

【異世界刀匠の魔剣製作ぐらし】第5巻　2024年12月　発売予定！ ガンガンONLINEアプリ コミカライズ版2巻　2024年10月10日　発売！ 売れない刀鍛冶ルッツ。彼は…

壱也[かずや]と真結[まゆ]は小学校からの腐れ縁。 共に高校を卒業したある日。壱也から「夢を叶える為に上京する」と言われ、真結は何も言えずに引っ越す当日になった。 以後十年間疎…

薔薇の季節になると疼く古傷。《僕》は過去を清算するため《彼》の遺族に会いに行ったが、今一つ話が噛み合わないのだった。

母の決断は、いつも独りきりだった。

魔女は魔物を生み出す、恐怖の象徴である。 聖女に選ばれたパン屋を営む少女フェリスは、授けられた聖剣を手に魔女の討伐へと向かう。 果たして彼女は無事に魔女を討伐し、この世界を救うこ…

海岸には猫の死体。街道には人の死体。意味がなかった。なにもかもに。

自殺の多い高校での話です。 確か実話が聞きたいって言ったよね？

〜ストーリー〜 生物研究員としての経歴を持つ主人公はある1匹の化け物を生み出した。 その化け物を主人公は娘と呼び、化け物は主人公をパパと呼び合う。

帰りのバスで、隣同士。貴女はなんにも知らないままでいて欲しい。 ──────────── 【他掲載先　※敬称略】 ─ 【文学賞参加実績】 カクヨムWeb小説短編賞202…

上陸して東京を襲撃する侵略ロボットに向けられる砲撃……若い男性自衛隊員は苦悩の言葉を発する。 「撃てません！微笑む彼女に攻撃なんてできません！」 男たちの戦意を削ぐ、恐るべき侵略…

まだ自分が小学生の時、お祭りに行くと、色とりどりのヒヨコが売られていた。よく買ってもらっていたが、そのほとんどが数日の命だった。ところが、珍しくずっと生き続けた生命力の強いのもい…

周りで皆が見ている時でも、お笑い番組で面白く感じられない自分が、笑いのツボが他の人達とズレている事に気付いたのは、箸が転んでもおかしい年頃をかなり超えてからの事だった。自分には全…

わたくしは誇り高き鶏のエリザベス。 どうか、美味しく食べてくださいね。

その怪獣は美しかった、多くの者が写真に写した。 暴れるコトがない、無害な怪獣？自然的なその怪獣は、やがて静かに去っていった。 首都に大きな置き土産を残して……「そして東京は平和に…

拙い園芸日記。 スコップを持ってうん十年。園芸についての知識は、ネットで調べるレベルのものなので参考にはなりません。 エッセイが書いてみたかった。———という、完全なる自己満…

作者の実体験を今回文字に起こしてみました。 彼女に「エッチが出来ない」と告白された男の視点の話です。

【概要】 皆様は長編作品を作られたことはありますでしょうか？ 文字数で言いますと、本1冊分に該当する 10万〜16万文字という量が、長編と言えます。 ただ、10万文字執筆するっ…

時々、たまらなくアホな話が書きたくなります。 でも、書いてるうちに、これ、ほんとにおもしろいの、と疑問がわいてきます。 ああ、シウマイ弁当が食べたい。

嫌いだ。オマエもいなくなりゃいい。

あらすじ 岩井静流(しずる)は恩師の退職祝いの会合に参加するため十数年ぶりに中退した大学を訪れた。 つつがなくあいさつ回りを済ませた彼女は気乗りしない酒盛りを抜け出すことにする…

僕は未成年です。そのため、ありとあらゆる方法で集めた、お酒を飲んだ時の感想や雰囲気を調べて、酒を飲むシーンだけの物語を作りました。 皆さんの飲酒シーンの参考にしたり、読んでくれ…

美術館の所有する宝石『大いなる罠』を盗みに行くと怪盗から予告状が届いた。 怪盗の犯行方法も正体も誰も知らない。 そして美術館の中を歩く怪しい人影が現れて… 「5分で読書」短編…

18回目の誕生日。その日は僕が生贄となる日だった。 村に災いが訪れぬよう、毎年、滝つぼに棲むというバケモノに生贄を差し出す。生贄の印の飾りをつけられ白い布に包まれ、滝へ張り出した…

僕たちは今を必死に生きながら、過去に縛られ未来を願う。 私だけが知っていてあなたが知らない、 あなただけが知っていて私が知らないこと。 それだけじゃない。 決して口には出せな…

私は都内の高校に通う高1女子高生。 そんな私は今日も行きつけの喫茶店に足を運ぶ。 店内は静かで落ち着きがある、ジャズが心地よいところだけど、私の目当ては全然違う。 それはね、この…

　終電がなくなり町はより一層静かになった。 　腕を抱くようにしてベランダに姿を現した男の手には、湯気立ったマグが握られている。アパートのベランダから見下ろす駅前の住宅街に、明かり…

再テストさえ合格すれば終われる補習で、荒牧は最後の一人まで残っていた。ようやく帰ろうとした渡り廊下、ふと学校に響く“夏休みの音”へ耳を傾ける。 ──ペタリ、ペタリ。そこに迷い込ん…

本作は、『小説家になろう』さんの企画、 『第3回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』応募作です。 応募条件が１０００文字以内という縛りのものです。 削いで削いで何とか…

　襲撃に遭い死にかけていた魔族のシャイルは、逃げた先で、翼族の少女と人間の青年に拾われた。二人はシャイルを「シロ」と判断し、拠点へと連れ帰る。 　大陸は、戦乱の時代。他種族を喰…

図書館に彼は生まれた。図書館で彼は生きた。言葉のみと触れあう、ひとりだけの世界。生涯でだれとも出会わなかった。

桑田清志は重度のゲームオタク、今ハマっているのは「デビルオブファントムズ」略して「デビファン:」だ。剣と魔法の王道MMORPG！親友の山南皆夫、幼馴染の鈴堂洋子とともに人知れず冒…

オムニバス短篇集、『10 Stories』シリーズ第一弾です。 10篇の物語には、それぞれイメージソングがあります。といっても、歌詞をそのまま物語にしたとか、こう解釈したとかい…

水神鈴衣菜様による自主企画『【没ネタ提供】異世界ファンタジーのお話書いてください！』に参加させて頂く作品です。 『異世界ファンタジーのお話』という企画ですが『現代と似て非なる世…

「小説の完成時点での総枚数って、あらかじめ予測できないの？」 そんな悩みを持った著者が、自分の本業である映像作家としてのノウハウが役立つことに気付いたので、それをドキュメントに…