「非日常 雪」を含む小説

夜食に肉まんを食べた途端、自室から夕方の小学校に移動した蓮見雪葉。それは高校で突如流行した呪いの影響だった。訳が分からないまま無数の肉まんに追いかけられる中、助けてくれたのは常に…

　一年に一度の二人のスキーツアー。 　その人との非日常空間は、幸せの時間の記憶。

ある出来事がきっかけで正義のヒーローを目指している雪城優太は、高校生になる直前の春休み、不思議な少女アリスティアと出会う。 アリスティアは異世界の王女で、彼女もまたある出来事がき…

【第1回プロット交換会　参加作品】 つるよしの様（@tsuru_yoshino）立案のプロットをもとに書かせて頂きました。 他の方のプロットを頂戴し、4000文字以内のショートシ…

どこにでもいる平凡な大学生・雪城渚は、ある日車に撥ねられそうになった少女を身を挺して守った。しかし、次に目を覚ましたときには、なぜか『猫』になっていて……。 人間から猫にされた…

2023.2.22〜。一般的な女子高校生（？）柚木美柑〈ゆずきみかん〉が平穏な日常生活を望む中、式神を使う少年や猫のような友達と交流して、今の自分を見つめ直していくゆったりとした…

その日、天界の女神が訪問してきた。どうやら勇者である俺を異世界に転移させたいらしい。だが、とある理由から異世界に行きたくない俺はバシッと断った。すると、今まで５３００００人の勇者…

今年から大学生となる春(はる)は、地元から離れた山奥に引っ越してくる。 そして、引っ越した先には何故か雪(ゆき)と名乗るちびっこい少女がすでにいた。 その少女は自分は座敷わらしと…

　シキは知人からとある仕事を勧められて、約ひと月の間、とある旅館で働くことになる。最初から、身なりの違う男女が集められており、反応も様々。 　支配人から伝えられた『世話役』として…

ある日の帰り道。日常的な帰り道。 魔物と呼ばれる異形や敵を警戒しながら雪の中を踏みしめて歩いていくと、そこには非日常的な少女が倒れていた。 （面白かったら評価、ブクマお願いします…

　名探偵の死から始まった孤島の連続殺人事件『タロット館事件』を経て、探偵だった少年・猫目石瓦礫は名探偵になった。幼馴染の夜島帳との間も正式に恋人関係へ発展する中、彼を取り巻く日常…

雪山で遭難した男がたどり着いたのは壁も屋根も扉も何もかもが白で統一された宿だった。 雪に溶け込むその宿には一人の少女がいた。 少女は男の訪れを待っていたかの様に男を迎え入れた。 …

12月24日。 北海道の高校生たちは翌日から始まる冬休みに奮起しながら、もう一つの行事に心をときめかせていた。 雪が降りしきるホワイトクリスマス。 粉雪が教室の外の世界を埋め…

心が壊れた女子高生、矢箕京（やみのみやこ）。過去に傷を持つ男子高校生、薬師時生（やくしときお）。二人は、雪の降るクリスマス・イヴに出会った。 たった一つのきっかけから、京は時生…

＊がっつりBLです。 「地方公務員になってみたら、配属されたのは流刑地と呼ばれる音楽ホールでした」のスピンオフになります。 これは、本編で主人公の熊谷蒼が、音楽ホールに配属さ…

雪の降る日、非日常を求めて、私は出かける。

　人間の住まう下界の平行世界、天界には、人間と同じように生活する“天候擬人”が存在していた。その中でも、下界の天候に干渉する天候擬人を【天候擬神＝天神】と呼ぶ。 　天神達は「雷」…

日笠ヒマリ（ひかさ・）は、この街を縄張りとする吸血鬼である。 定期的に人間の血を吸わないといけないのと、運動神経が優れていることを除くとあまり吸血鬼らしくない、今どきの女の子だ。…

いつか来る時、二人の姉妹は殺し合う。 平穏な日常を願う姉の桜花、奥底に仄暗く淡い感情を抱く妹の雪花。 ある日、二人は時間の止まったような空間に閉ざされて、目に見えず触れられない…

夜の間に積もった雪で、世界はその姿を一変させる。どこにでもある公園、ありふれた梅の花にも、非日常がまぎれ込む。カメラを携えて出かけた時、出会ったのは……。