「赤い花」を含む小説

　小野塚様の自主企画、「御彼岸Halloween怪談会」に参加させて下さい。 　幼い頃に祖母から聞いた話から……という体の怪談です。お楽しみいただければ幸いです。

小学生の頃、絵画コンクールで銀賞をとった亀田惟は、金賞作品を見て衝撃を受ける。名札には「永野慶太」の文字。 こちらの声劇台本のスピンオフ作品です。 『映画くらげと花火製作委員会…

彼岸花の別名「曼珠沙華（まんじゅしゃげ）」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。サンス…

赤い花の咲く川岸に

新企画　第1回「短歌の秋」参加作品。誰よりも苦労し、頭を悩ませて描きました！（という自負があります） 短編ですのであらすじはありません。・・・が、この短歌には秘密があります。その…

ペンギンSFアンソロジーに投稿した作品を大幅に加筆したものです。 二時間の映画を九十分に縮めろ、と言われたら、あなたはどうしますか？ 枝葉末節を削り、情報を削り、章を削り、なん…

巨大な立体迷路の中を逃げ惑う。刻一刻と捻りつぶされていく。残るは赤い花一輪―― 世界が赤でそろった時に成立する『救い』とは、果たして『幸福』なのだろうか？

「よぅ」と、気さくな声に振り返れば、そこには茶トラのボス猫がニヤニヤと笑っているのかもしれない… そんなボス猫の治める街の、ある白猫のお話。

小学生のころ、同性愛者であることが広まり、いじめられていた漣 恭輔(さざなみ きょうすけ)は中学生になり１人の青年と出会う。その青年は…

男は悪人だった。 物を盗み、人を殺し生きていた。 仲間も家族もいない。たった一人の恋人でさえ気づけばいなくなっていた。 そんな男が出会ったのは親を亡くした小さな女の子だった。彼女…

30分〜60分を想定したドラマシナリオです。 世にも奇妙な物語系のコメディのようなホラーのようなお話。 １話完結ですが、勤め先を変えて続きも書けそうな話になっています。

この世の若人には呪（しゅ）がかけられている。 しかしその呪は強弱や、効果もさまざまで実に面倒臭い。 だが、愛する者からその呪をお互い取り除ければ、もう人と違うことに苦しまずに済む…

――むかしむかし、トキノワ国という国がありました。 そんなおとぎ話とペンダントを残してママは消えてしまった。 それから5年。12歳になった花宮ひいろは、ママの手がかりを探して時…

荒野を歩き回る旅人と、旅人が見つけた美しい赤い花のお話。短い童話です。

　泥棒が盗みに入ったのは、老婆が一人で暮らす家だった。老婆は買物に出かけて、しばらく帰ってこないはずだったが……。 （「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

「第一回先行小説杯」によせて書きました。

大草原をライオンが歩く。 するとライオンは赤い花を見つけます。 ライオンと花はいつしか会話しはじめます。

誕生日プレゼントに赤い花の花束が欲しいと彼女が言ったので、 彼氏は言われた通り、赤い花を購入し、用意した。 でもそれは彼女の望む赤い花ではなかった。 登場人物は彼女と彼のみ。 …