縦横無尽短歌2『Seven Reds』『とあか』『お花畑 （赤）』

翔べアメら 得に感ず いざカープ食べ ラスト入り地区 仕舞う恋頃

翔（と）べアメら

　　得（う）に感（かん）ず

　　　　いざカープ食（た）べ

　ラスト入（い）り地区（ちく）

　　　仕舞（しま）う恋頃（こいごろ）

【解説】渡米した大谷翔平もビックリ！　おめえら喜べ！　もう勝ったも同然、優勝は頂きだ！　２０２４年の日本プロ野球、セ・リーグも終盤戦に入りました。既に優勝した気になっている広島カープ。広島県民の恋心にも似た想いは成就するや否や？　そんな「いとをかし」趣のある（？）ファンの気持ちを詠みました。

【秘密】この短歌には、秘密があります。そう、作品タイトルにある謎の文言です。『Seven Reds』とは一体何でしょうか？「えっ？　七つの赤？」そうなんです。この短歌には、赤に関する七つの秘密が隠れているのです。その秘密とは何か、紐解いて行きましょう。まず、この短歌を全て平仮名に変えます。そうして並べてみましょう。（以下）

とべあめら

うにかんずいざ

かあぷたべ

らすといりちく

しまうこいごろ

　この平仮名にした短歌を、縦読みしてみると・・・もうお分かりですね！？「唐辛子」と「紅あす（ず）ま」と「赤ぷ（ぶ）と（ど）う」と「明太子」と「ラズベリー」と「イチゴ」と「ザクロ」という、７つの赤い食品の名前が隠れていたのです！　いとをかし！

　今回は以上です。楽しんで頂けたら幸いです。