ただ君へ 恋路に似たり 箱化とは ツンはまるらん 屈むと駕籠子
ただ
ツンはまるらん
【解説】膝を抱えて丸くなり、ツンツンして何を聞いても応えない、まるでカゴになってしまったかの如き、愛しい我が子。恋をして一人思い悩む様子を『箱化』と表しました。そんな「いとをかし」趣のある(?)子供の姿を描いています。
【秘密】この短歌には、秘密があります。そう、作品タイトルにある謎の文言です。『とあか』とは一体何でしょうか?「聞いたことない言葉だな」って? そうでしょう、そうでしょう。これは造語で「十の赤」の「とあか」なんです。この短歌の中に、十の赤に関する秘密が隠されているのです。その秘密とは何か、紐解いて行きましょう。まず、この短歌を全て平仮名に変えます。そうして並べてみましょう。(以下)
ただきみへ
こいじににたり
はこかとは
つんはまるらん
かがむとかごこ
この平仮名にした短歌を、縦読みしてみると・・・もうお分かりですね!?「タコ」と「二十日大根」と「柿」と「雉」と「鹿」と「ハム」と「ミニトマト」と「紅はるか」と「たらご(こ)」と「林檎」という、10の赤い食品の名前が隠れていたのです! いとをかし!
今回は以上です。楽しんで頂けたら幸いです。
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