「言霊使い」を含む小説

　時は天正五年、所は近江国。 　今をときめく織田家に仕える武人、直刃は、近頃近江の各所で頻発する人食い虫の調査と撲滅を命じられる。古くより近江に根づく言霊使いの一族、波分家の名代…

その館は、入る資格のある者の前にしか姿を見せない。 夜になると現れる、不思議な館。その当主、紫蘭に呼ばれたのは『言霊使い』の蘭月。 蘭月は自らのしがらみと対峙し、新たな一歩を…

「みんな、仲良くすればいいのに」 　私がそう言った途端、遠い国で戦っていた人たちは武器を置いて、戦争をやめた。 　────藍羽は言霊使いである。その力を利用され、政府が不…

「真宵がどれだけ『あい』をささやいても、 　せんせいにとっては、こどものじょうだんよね。 　真宵はそれがたまらなくくやしいの。 　真宵のほんきも、こころのそこからこがれるような…

こんがり揚がった揚げがたりない　困ったあたしは神頼み 霊魂遺恨の言霊使い　お前が食ったか食われたか？ なになに　あたしと手合わせしたい？　揚げの恨みは根比べ あたしは合掌いただき…

地球に暮らすごく普通の男子高校生、夜来あづみ(やらいあづみ)はある日異世界の大国に英雄として召喚されるが、最弱職とされている「言霊使い」であったために追放されてしまう。しかし異世…

　――…時々ね、これが、あたしの夢なんじゃないかって思う時があるんだ…。ワンパターンで、つまらない幻想…―― 　――まぁ、それもな…。あながち間違いじゃないだろうが…。ＢＡＫＵ…

　「タイラー様っ！数年前からお慕いしておりました！」 　「……申し訳ない。どこかで会ったことがあるでしょうか？」 　あぁ、やっぱり覚えてないか……まぁ、当然かなぁ。 　かつて魔…

世界が一瞬で闇に包まれたとしたら、あなたはどうするだろうか。自分が何をしていたかもわからないまま、強烈な痛みと吐き気に襲われ、暗闇の中で転がり回ることになるかもしれない。そんな絶…

舞台は、こことは少し違う不思議な世界。 その世界で「最も邪悪な大陸」と恐れられる「闇族の大陸」。 闇族は強欲で傲慢で狡猾で凶暴で残酷。 当然人々から恐れられる一族だった。 今…

※不定期更新 ここは学園都市・ミディウム。 有名人を多く輩出している学園だが、その実態はお金持ちが多く通っていることしかわかっていない。 そんな学園都市…

　『言霊使い』と呼ばれる存在が政府から提示されて、数年後。因來 律巴（いなき おとは）は全国の中学三年生を対象に行われる政府主催の『言霊適性検査』で高い数値を計測し、来年から『言…

大人はみんな　子供だったんだよ 忘れないでね

I県T市の空海高校に通う1年生の女子生徒 [大場 海璃(おおば かいり)] は不良に絡まれたところを同級生の男子生徒 [円山 塩(えんやま えん)] に助けられる. しかしこの人…

舞台は、こことは少し違う不思議な世界。 魔法技術が盛んで、機械技術はずいぶん昔に滅んでしまった世界。 少女は「光の石」を護る巫女。 ところがその石が何者かに盗まれてしまう。 謎…

（※本作はステキブンゲイにて砂東塩名義で公開中です） 『ことだまひびきわたれり』紫宮厳治／著 紫宮家四十三代目当主　紫宮厳治（しのみやいずはる）は養女である花蔵（かぐら）に秘術…

《主要登場人物紹介》 さすらいの旅人な主人公・エリー・ケラー 「……(野宿と旨い飯のためならなんだってやってやんぜ！フゥゥゥ！！)」 心読みますキラキラ王子・ロイド・フォ…

言霊。言霊は悪意あるものが使うとより集まって【呪い】になる。人に害をなす【呪い】と人知れず戦う「言葉守り」の美しい少年がいた。

言霊。それは現代において一部の人々が使えるようになった異能だ。一人に付き一つ、特定の言葉を言うと言霊が発言する。 石神 亮はそんな言霊を悪用した凶悪な犯罪者を捕まえる特殊部隊、…

名前を人にホイホイやっちゃう姉と、それに苦労する弟。言霊使いは伊達じゃない。