天才、この度言霊使いにになりまして?!〜歴代最強になっちゃったんですがどうしましょ〜

ちょこましゅまろ。@リアル多忙のため活動

第1話  学校前の桜並木で






満開の桜の中、とある高校へと続く桜並木を歩く二人の学生の姿があった。



「さあさあやってまいりました!華の高校JK生活!!」


「おーそうだな」


「なんっっでそんなにテンション低いの!ほら!もっとあげて!」


「お前はなんでそんな元気なんだ……オレはこれから始まる金持ちたちとの学校生活が不安でしかたがないんだが……」


「お嬢様かぁ…!どんな感じなんだろう!」


「どーせプライド高めだろ」



桜が舞う中、綺麗に輝く茶色アンバーの髪と濃い青みがかった緑萌葱色の瞳。その容姿を持つ少女は萌葱想來もえぎ そら。今日から高校一年生である。



その隣に立つ、薄茶の髪に穏やかな青杜若色の瞳の青年。彼は浅縹凪あさはなだ なぎ。想來の幼馴染みで、同じく新高校生だ。



どちらも人目を引く容姿に整った顔立ち。



道行く人はちらちらと二人を見ている。



慣れているのか、そんな周りを気にすることもなく、二人は学校への道を歩いていった。



「ひゃぁぁ、もう楽しみすぎてスキップしちゃいそう!」


「オレは憂鬱で今にも足が止まりそうだけどな」


「なんでよ〜」


「さっき言っただろ」


「あ、見えてきた!」


「まじかよ……」



見えてきたのは、真っ白い大きな壁。


まるでアニメなどに出てくる要塞のようである。


目の前の扉には警備員と思われる人が立ち、横には検問所と思わしき建物があった。



「お〜でっかい壁だ〜」


「うっっわ…中に入ったらそう簡単に出られなさそうなんだが……」


「申請だしたら出られるらしいけど?」


「そう簡単に許可が降りるかよ……」










「そこのお二人方、新入生?」


「はい!」


「まあ…」


「ちょっと入学状を見せてくれるかな?」


「これですね!」


「……」


「ちょっと待っててね」

















「確認が取れたよ」


「ようこそ、学園都市・メディウムへ」


「私たち、メディウム関係者はあなた方を歓迎しましょう」


「ありがとうございます!」


「……ありがとうございます」


「それでは、このメディウムでよい青春をお過ごしください」







そして二人の前で開く大きな門。



二人はそれぞれ期待と不安を抱えて、学園都市・メディウムへと足を踏み入れた。


















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


遅れてごめんなさい!


忙しかったのと名称系が全然思いつかなくて、すごい遅くなっていまいました!


なのに学園都市の名前はまだ一応確定してない……


なにかいい案があれば教えて下さい!


名称を考えるのが一番苦手なんです……


先行公開を6人も見てくれて嬉しい!ありがとうございます!


次もお楽しみにお待ち下さい!














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