「横道」を含む小説

　既に滅び去った世界。 　砂塵と枯れ木、汚染された水に、呪いが湧き出る邪悪な山脈。 　しかしそれでも人類は細々と、かろうじて、わずかにだが生き残っていた。 　主人公、横…

独身おっさんリーマンの横道大悟は、事故物件と承知で２ＤＫの部屋に入居する。だがその部屋は隣に美少女ＪＫ姉妹が住み、部屋同士が大穴でつながって、さらに幽霊の仕業で部屋から出られない…

鳳秋斗(オオトリ アキト)は異世界に勇者召喚の魔法陣で喚ばれてしまった。だが現在は魔王不在で勇者は必要ないらしい。 しかも詳しく聞いてみると、どうやら趣味で研究…

　

中学一年生になり、初めて一人で電車に乗った奏はうっかり寝てしまい、最寄りの駅を乗り過ごしてしまう。仕方がなく、知らない街で電車から一度降りることに。その街はとても変わっていた。 …

　世の中に探偵小説は数あれど、事件を筋肉で解決する探偵がかつていただろうか。 　否！ 　本作は事件の全てを筋肉で解決する、通称「筋肉探偵」が活躍する本格推理筋肉小説である。 　状…

私が体験した、とある神社の話。 上京してから暫く経った蒸し暑い日。自販機で飲み物を買おうとすると、その視界の端に神社の鳥居を見つけた。 その神社までの風景を気に入った私は、毎日一…

世界に散らばる、単一の眼では捉えきれない物語。 過ぎた時間の海に沈みながらも息づく物語は、集束する事で大きな波となる。 異なる観測点から見える幻想譚にも、確かに『生』があるのだ。…

吉田は横道先輩に助けられ、夢に向かう。

成績なんて二の次、ただ面白く、楽しんで。そんな勉強があってもいい。でも、言うは易し、行うは難し。どうすれば彼女たちを楽しませることができるのだろう……？

大通りからはみ出たようなネタやアイデアをかき集めて投稿する、不定期更新の短編集です 異世界系が多くなると思いますが、それ以外の作品も投稿します

うどん大好きな小学生、白太は東京から香川に引っ越してきた。 鈍臭い性質は自覚あり。 運動音痴の劣等感は帰り道の缶蹴りで炸裂。缶を蹴っても横道にそれるだけ。みんなのランドセルを持つ…

「生きるってことはセクシーなことなんだよ」――轟院春子。ヒロイン。年齢75歳。 推定65歳以上の人間が死ぬことにより悪霊となるコウレイ化現象、それにより社会は物理的に分断されてい…

私はその日、いつもは見落としていた細い横道を見つけた。 第一回芦花公園百物語に間に合わなかったので私は虫です。

　ここはレトロな喫茶店。名前はピコラといいます。大通りから一本横道に入った隠れ家的なお店です。私の名前は倉橋かんな。このお店でアルバイトとして働いています。 　毎週金曜、いつも閉…

『英雄闘争ヒーローギア！！』より主人公とヒロインが参戦。 時系列ぐっちゃぐちゃの、なんか違う未来から来て、本編の一番かそれに近いくらいに強い状態で、具体的には泣きながら命乞いす…

建て増しに次ぐ建て増しで巨大になった建築物。 そこの電気屋の爺に依頼されて、電球を届けに来た渦緒だが、入ってはいけないといわれていた脇道に入り込み…。 大分前に書いたものな…

　三度の飯より化学の好きな高校生の俺、白川秀治の所属する化学部は部員不足に喘いでいたものの、同じく部員不足の生物部と合併、『化学生物部』として存続に成功した。 　だが、集まったの…

大阪市内のＦランク大学を卒業した杵築(きづき)出雲(いずも)は就職戦争に負け、卒業してからもハローワークに通い詰める日々が続いていた。自分の希望する仕事が見つからず、このままでは…