「時代劇？ ファンタジー」を含む小説

ある事情から、ヤクザに追われていた男ヘイスケ。彼が偶然助けを求めたのはなんと、盲目の女侍カスミ。 彼女は愛刀に名前をつけてしかもブツブツと話しかける、側から見たらヤバい女。 しか…

　ロクソルの森にて、冒険者が斬殺された。相手はゴブリン。彼が使うは、野太刀自顕流。ゴブリンにとって最高位の称号である『サツマ』を冠する恐るべき難敵である。 　だが、冒険者ギルド…

　花坂藩の次男坊・弓削之介（ゆげのすけ）は、扇の的に矢も当たらぬポンコツ若君。 　ある日起こった騒動の顛末は？？？ 　忙しさが続くと、現実逃避したくなるのが私・デリカテッセンの…

スーリ九ヶ国。 大陸中央部の乾燥地帯に広がる、東西南北を縦横に結ぶ交易路の一大中継地。 そして、金と武力があれば法も善悪も覆る“剣と無法の世界”。 乾いた風吹く大地をさすらう、…

時は、幕末、花のお江戸は深川に、『お上』公認の日本初『探偵社』が作られた。集う輩は、多才な者たち。記憶を失くした剣鬼、忍びの修業をした旗本のご落胤、武道オタクの和尚、蘭学、西洋事…

時は仮想十九世紀。 帝国政府による独裁政権が続く島国で、一人の人斬りが世間を騒がせていた。 ついた通り名は『くれない夜叉』。 帝府重役ばかりを狙う人斬りの正体は、男装の剣客『山科…

もうひとつの江戸時代。安芸の船乗り天津陽高は、城主配下の宦官から無理難題を押し付けられ、苦難の日々を送っていた。日本に唯一残った神宿る船、神木船「木花」の船長として異国の地に赴き…

時は天正１８年、東北最大の勢力を持つ「伊達家」と九州最強の勢力を持つ「島津家」、二つの武家の分家に当たる会津を治める「鬼龍家」の若き当主、『鬼龍 真斗』は家老『河上 源三郎』と共…

　平均以下のルックスと呼ばれ、モテたいが故に剣の腕を磨いて冒険者、あるいは傭兵と呼ばれる稼業を選んでどうにか生き延びてきはしたが、やっぱりモテないフィンク・コークス。大陸から島国…

※小説家になろうで連載していたものの転載になります。 獣人の暮らす極東の島、阿島を舞台にした第一幕と、阿島から西洋世界に出た第二幕があります。 【あらすじ】 第一幕:ミナ…

　ここは天下の大江戸の娯楽渦巻く両国の地、奇異な見世物が並ぶこの町は神仏妖怪が隠れ住むにゃあ持って来い 　そんな異種同士、必ずしも平穏な日々たぁ限ら無ェ 　寺社奉行同心、綾樫…

【柳生一門】の若き【武芸者】柳生十耶の成人を１年後に控えたお披露目の【宴】で、要人が毒を盛られた。 【宴】の参加者に【医療忍】がいたので、応急処置が間に合い一命は取り留めた。 …

　原初の世界で、虚なる存在が色を見つけた。 　虚はそれと意思疎通を試みる。それは、空想したものを現実に描き出すことができた。 　虚と色は自分たちの肉体を塗り上げ、互いの手を取っ…

この世とは少し違う世界。少し離れた時間。 場所は、やまと大陸。そこにある「ひのもとノ国」。物の怪、あやかし、魑魅魍魎が乱舞する国。 天涯孤独の身を剣豪に拾われ、剣術を身につけた若…

先ず初めに、作者である東雲未だきから読者の皆々様へ、格好悪く見苦しく情けない長々とした言い訳と、お願いがございます。これらは本来ならば前書きの場で行なうべきところなのですが、とて…

お嬢様の背に伸びる緑の茎。それは陽の光を浴びることで成長し、やがてお嬢様の命を食い尽くして、それは美しい花を咲かせるという。

鎖国が解かれ、異国の文化が入り始めた江戸末期、文久二年。 陰陽師の家系に生まれ、女性初の陰陽寮の陰陽師になった琳子が出会ったのは、異国から来た精霊だった。 幕末舞台のヒューマンド…

時は江戸 天下泰平を謳歌する世の裏で「管理人」と呼ばれる者達が蠢いていた 彼らは虚空記録帖と呼ばれる、この世の全てを記した本を主とし、世を裏から支える事を宿命づけられた者達 善…

　さあてお立ち合い、異世界転生バトルの始まりだぁ。 　よろしかったら張孔堂が書いた「三文戯作」を楽しんでってよ。 　バイオレンス小説風な出だしに惑わされちゃいけないよ、この物語…

「この『天下ご免』の向こう傷！　プレヴァルゴ家の退屈令嬢とはわたくしのことですわ！！」 　今日もまた、高笑いとともに王都に響く声。 　巷で評判の、弱きを助け強きを挫く、「退屈で…