「昔話り 和風ファンタジー」を含む小説

　読み切りの作品です！ 『たにし長者（たにし息子）』という日本昔話を、現代風の言葉を使ってアレンジしてみました。 　もし良かったら、読んでみてくださいね♪ 　また、『小説家に…

記憶をなくし、山の上で孤独に機織りをする娘みち。日照りの続く夏の日、突如現れた大男に殺される。死ぬ間際、彼女は失っていた幸せな記憶を思い出す。幸福だった昔に帰りたい。無念のあまり…

そこに立っているのは、オーラを纏い銀髪に輝く髪をなびかせたスーパーモデルのように美しい女性だった。 美しい女性の眼前には怒り狂う赤鬼がいる。 女性は足を踏み込み閃光のような突…

幼い時の記憶なので自信はありませんが、かつて私の家にはトリさんがいました。 「日願ノ國ノ鬼退治」の本編で書くほどではないこぼれ話的な何か。 ・・・・・・ーーーー・・・…

主な登場人物は九折(つづらおり)中学の二年生。尾原多津美（おはらたつみ）、西尾友莉（にしおゆうり）、妹尾治郎（せのおじろう）、飯尾可夢偉（いいおかむい）、藤尾修吾（ふじおしゅうご…

太陽に恋した向日葵の話。 昔話テイストでハッピーエンドものが書きたかったのでこの形になりました。

　とある昔話を元にした和風ファンタジー。 　悪として滅ぼされた一族の生き残りである主人公『鬼嶋 円』は、ある日、一人の童女を助けた。 　仇の情報を得る為に、連夜発生する『辻斬事件…

昔むかし、とある海辺の町の大晦日。余四郎と寅吉は、明王様の祠を見張る「供物番」に選ばれた。二人は自分の居場所を見つけられずにいる半端者同士。町へ越してきて二年目の余四郎は、林の奥…

山奥の小さな祠の前で、みすぼらしい姿の少女・シマは跪き頭を下げた。 わずか十歳。豊作祈願で蛇神の生贄になるという。 白銀の髪に鱗の皮膚を持つ蛇神は、赤い眼で少女を睨んだ。 昔話…

ウサ耳頭で緋袴姿の宇多は、神々が住む山で生きる神使。過去は謎だらけ。風を操るすごい力を持っているのに、自分が仕えている神様、ミツキの社で日がな1日ごろごろして楽しく暮らしている。…

逢魔が時に女性や子供が外にいると神隠しに遭う。 日本のどこでもよくあったそうだ。 ならば、その陰に消えた恋もあっただろう。 ※遠野物語『寒戸の婆』二次創作 カクヨム公式自主企画…

　日本昔話風(民話調？)の、短時間でサラッと読める創作童話です。 　毎話、ちょっと変わった猫が登場します！　猫は人に花を持たせる立場ですが、話の中心は領主や庶民等になります。 …

かぐや姫の二次創作物です。 公式自主企画「怪談・都市伝説・昔話の二次創作」参加用にしたためた物語。

桃嫌いの桃太郎シリーズ第3弾です。 そういやジャンルは『異世界ファンタジー（舞台は限りなく日本に近いけれども）』だったということを思い出したので、うんとファンタジーな内容となって…

泣き虫の優しい鬼と鬼に助けられた子どもの優しい物語 この作品はノベルアップ＋、小説家になろうでも掲載しています。

山奥の社祠に祀られる日本の女神が、ひょんなことから異世界に吹き飛ばされる話。

昔、寝太郎と呼ばれる男がいました。干ばつで村が大変なのに、昼間から眠りこけて、怠け者だごくつぶしだと言われ続けた彼。 これから妙案を思いついて――って、旅の舞人が先に雨乞いの儀式…

　おとぎ話の「浦島太郎」が、時代や地域によって内容が少しずつ異なっていることをご存知でしょうか。 「浦島太郎」の起源は古く、たどっていくと日本書紀や万葉集にまでさかのぼれます。私…

　桃太郎を子供向けのおとぎ話ではなく、ある程度しっかりしたファンタジーとして描いてみる――というのが発端だったのですが、実際に書き始めたら、話の展開に疑問を覚える箇所が多々あるこ…

　むかし、むかし。あるところに、リンゴの実から生まれた男の子がいました。彼の名前は檎太郎。 　檎太郎には秘密があります。彼は、この「むかし話の世界」の外から転生してきたのです。 …