アグレッシブなお爺ちゃんとお婆ちゃん!増える桃太郎!?お2人とも口がファンキーですがとっても仲が良い!そんな2人の下にでかい桃がドンブラコ!?刃が通らないので取り出したらはまさかの刀!スパッと切ったら、当然中は…おっと!何と中には赤子が…更に2人に増えたではありませんか!桃を食べて元気になったお爺さんとお婆さんは、互いにときめきながらも名前を付けて…新たな昔話の、はじまりはじまり
予感がする物語でした!導入からの流れはみなさんご存じの桃太郎テイストなので、とっつきやすさもあり流れに乗りやすいでしょう!さらに読み進めるにつれてお供が・・・と思いきや、今度は別の昔話からの参入まで・・・!どんな昔話になるのか、みなさんも追いかけてみてはいかがでしょうか!
これは桃太郎……?昔話を下敷きにした、ファンキーでぶっとんだ、ギャグテイストの強い物語です。シュールな世界観ともいえます。桃太郎であって桃太郎でない、パンクな世界観!「ババア」「ジジイ」と呼び合う、川から流れてきた桃を拾った老夫妻のやりとりがテンポ良く、読者は頭を空っぽにして、楽しく読書できるでしょう。
川から流れてきた桃に向かって刃渡り2メートルの刀を振り下ろす。中から出てきたのは真っ二つになった赤ん坊。片方をイチゴ、もう片方にニコと名付けて可愛がる始末。さらには三番目の子まで……。果たしてどんな鬼退治の物語になるのか。むしろ鬼退治に行くことはあるのか?桃太郎のレールを敷かれながら脱線しまくる物語だと思います。