概要
『遠野物語』で何故その地は、存在しない「寒戸」の名で呼ばれたのか
逢魔が時に女性や子供が外にいると神隠しに遭う。
日本のどこでもよくあったそうだ。
ならば、その陰に消えた恋もあっただろう。
※遠野物語『寒戸の婆』二次創作
カクヨム公式自主企画『怪談・都市伝説・昔話の二次創作大募集!! ~日本の「語り継がれるふしぎ」を書き換えよう~』投稿
[参考書籍]
柳田国男『新版遠野物語 付・遠野物語拾遺』角川ソフィア文庫
柳田国男『口語訳遠野物語』河出書房新社
柳田国男『禁忌習俗事典 タブーの民俗学手帳』河出文庫
常光徹『魔除けの民俗学 家・道具・災害の俗信』角川選書
高草操『人と共に生きる 日本の馬』里文出版
岩井宏實・日和祐樹『神饌 神と人との饗宴』法政大学出版局
角田文衞監修『平安京提要』角川学芸出版
『時代別国語大辞典 上代編』三省堂
日本のどこでもよくあったそうだ。
ならば、その陰に消えた恋もあっただろう。
※遠野物語『寒戸の婆』二次創作
カクヨム公式自主企画『怪談・都市伝説・昔話の二次創作大募集!! ~日本の「語り継がれるふしぎ」を書き換えよう~』投稿
[参考書籍]
柳田国男『新版遠野物語 付・遠野物語拾遺』角川ソフィア文庫
柳田国男『口語訳遠野物語』河出書房新社
柳田国男『禁忌習俗事典 タブーの民俗学手帳』河出文庫
常光徹『魔除けの民俗学 家・道具・災害の俗信』角川選書
高草操『人と共に生きる 日本の馬』里文出版
岩井宏實・日和祐樹『神饌 神と人との饗宴』法政大学出版局
角田文衞監修『平安京提要』角川学芸出版
『時代別国語大辞典 上代編』三省堂
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月日が過ぎるうち、サダが梨の樹に恋をしているらしい、との噂も流れ、気味悪がった家族もサダを樹から遠ざけようとするものの、彼との交歓は、すでにサダにとってかけがえのないものになっていた。ついにサダは、彼に会うため、時間も場所をも越えた、長い旅に出る……。
幕末の娘が平安の皇子を目指して時代を遡る、1000年を跨いだ旅路を、たった4000字でここまで濃密に描ける作者さんの力量に脱帽です。
この作品は、遠野物語『寒戸の婆』が下敷きに置かれ…続きを読む