「文化祭 ホラー」を含む小説

　とある日の早朝、池袋駅上空に巨大な鯨が出現した。 　巨大鯨の出現を皮切りに、豊島区は宙を泳ぐ種々の海洋生物で満ちた。その海洋生物は触れる事は叶わず、またそれらは人へ超常的な影響…

彼だけが知る死体が消えた──。 彷徨う『死体』は、子供の頃に死んだはず。 なのに大人になっているという『これ』は、はたして“彼”を追い求めているというのか? そんな“彼”の焦燥な…

美大に通う霊能力者、月浪縁（つきなみよすが）と縁に助けられてサポートを申し出た芦屋啓介（あしやけいすけ）がいろいろな怪奇現象に遭遇・解決する話 【第一部　美大生・月浪縁の怪談】…

私立清光学園に通う、神城 結菜（かみしろ ゆいな）はクラスメイトからのイジメに悩まされていた。しかし文化祭前日、みんなで展示物の準備が終わり帰ろうとした時、停電が発生。そして明か…

とある都心にある高校、夢追高校。主人公、雨濡奏は「幸せ」な日々を送っていた。ある日、文化祭の準備がトラブルで進まず、数人の生徒が準備のために泊まることを余儀なくされる。生徒数人が…

2023年の学校の文化祭の文芸部のために書いた短編小説です(文化祭では縦書きです)。 実は私、吹奏楽部と兼部しています。 ということでここに、文化祭の吹奏楽部発表のセトリを記し…

小泉 智(さとる）は、高２の７月から親の都合で北海道に移住してきた。 転入先の学校には、生徒から「雪女」と呼ばれているとても美しい保健室の先生・冬野 雪子がいる。 彼女は本当に雪…

　 　17歳の息辺端里（いきあたりはたり）は不器用な少女。部員不足に悩む手芸部の友人から頼み込まれ、その部に名前だけ貸している幽霊部員だ。そのため、実質的には部の活動を何もしてい…

　AIを利用した創作活動が主流になり、アナログや紙媒体の創作物の稀少価値が高まった時代。 　男子大学生――湯原温志（ゆはら あつし）は、一次創作小説原稿を仕上げるため、旅館に一人…

どこにでもいる普通の高校生。咲真珠音。そして照野秋。そしてたくさんの友達。後輩。先輩。 廃墟巡りをしたり、文化祭を楽しんだり、バイトに勤しんだり……。 そんななんてことない日常…

初めての文化祭を無事に終えた渡辺洋一たち私立松林高等学校１年４組のクラスメイトの元にとあるメッセージが届く。 『あなたのクラスが選別ゲームの対象に決まったため、文化祭の代休は登…

決して入ってはいけない館がある。 その館に住む男の名前は『花一華』。 体中に花を咲かす男は一体何者なのか。 作者名が違いますが、高校の文化祭の時の部誌に載せたことがある話です。…

文化祭の途中で見つけた『死ぬほど面白い館』。その中で僕は売れない芸人『ファンタスティック虎太郎』と出会い──。

文化祭でお化け屋敷を行う事を知った2-Bの生徒、素村良太は当然の如くサボろうと乗り気でない態度を示していた。だがそれを発案した人物が好意を寄せる同級生の女子立花有里紗だという事を…

うちの学校の文化祭は、ちょっと変わってる。二日目の日程が、必ずハロウィン……十月三十一日になるように設定されてるんだ。必ず、だよ。 しかも、生徒は全員、変装してお菓子を持ち歩かな…

文化祭の出し物についての議論中。 所属する演劇部の先輩から、僕は二択を迫られる…… KAC2021 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021～、4回目お題『「ホ…

常和第三学園には怪談話がとても多い。 ハナコさんにコックリさん。「彼ら」は今日も噂され、時には呼び出され。生徒達と交流しながら面白おかしく過ごしていた。 点呼をする古いラジオ、新…

今年の高校の文化祭は、できるだけで感謝しよう、って？ やれるんならできる限りのことをしよーぜ、って？ バカ言っちゃいけない。 オレはそんなこと望んじゃいなかった、って何回言えば…

【トンネルを抜けると、そこは、原初の女神ナンムの部屋であった】 　秋の文化祭で上映するホラー映画撮影のため、怪奇スポット青島トンネルを訪れた　玖島　京都城　信岡　高千穂の四人。…

幼い頃から仲良しの六人組も高校三年生。 卒業後はバラバラになってしまうけど、ずっと友達でいよう、そう思っていた。 文化祭の準備で遅くなった放課後、帰宅途中でふと誰かがいった。 「…