「恐ろしい話」を含む小説

【公式自主企画】怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語への参加作 ウヒっ、ウヒヒヒヒ。

組織お抱えの異能の殺し屋セシル。彼女の能力は、傷をつけた物体を二つに「お別れ」させること。連絡役の私はその力にまつわる恐ろしい話を聞かされる。

私は、事故物件に住んでいるという男の取材をした。 これは私が取材した際に経験した恐ろしい話である。

時波の世界にまだ聖人が存在していた時代。世界がやわらかで、理はよく揺らぎ、不安定だった時代。 穏やかな魔女と苛烈な聖人は出会い、そして突然に婚姻を結ぶ。 ――ちょうどよかったん…

決して気を許してはいけない。

長生きすると、自分の心の中で説明のつかないことにであったりするんですよ。

中学校では、生徒が下校して空が薄暗くなると、斧を持った鎧をまとった人物が運動場で立っているという恐ろしい話が伝説として語られていた。一人の勇気ある生徒がその人物に立ち向かい、彼の…

賢いヒロイン中編コンテスト応募作 主人公・ももは江戸から離れたとある村に暮らす少女。 ある嵐の夜、大雨に降られ宿を探していた商人父子に一夜の宿を貸すことになった。 ももは母と共…

臓器売買の恐ろしい話。現実としか説明がつかない。日本では日中記者交換協定で報じられない。尤もらしい意見を言うものほど怪しい。一皮むけば、怒りか罵倒でしか返せない輩。議員に多すぎる…

職場の先輩・カジイさんが語る恐ろしい話。旅先で訪れた、寂れた街の無人駅。待合室で見かけた、へビを眠らせるジジイの次なる行動とは……？ 　「やべーヤツ」と身近に遭遇してしまった恐怖…

酒造家の私は、父から聞いた恐ろしい話を思い出す。父はかつて、自分の祖母を沼に捨てたという。私は父の話について調べ始める。

10.000字　全10話　完結済　 本当にあった恐ろしい話です。

飛騨の峻嶮にまつわる恐ろしい話。その裏にある、奇よりも怪よりもおぞましい、人の性とは。

確かに僕は怖い話を教えてくれって言ったよ。夏も近いし、そーいうのを集めているからね。で、話してくれたのは確かに怖い話だったよ。それは認める。でもね… そうじゃないんだよ！

夏の風物詩と呼ぶには、恐ろしい話です。

「月芽」（つきめ）と呼ばれる大陸がある。そこには六つの国が存在し、時に結び、時に裏切り、お互いに牽制し合い永きに渡って争っていた。 武上の国　王族であり、騎馬隊の隊長でもある村…

古都の中でも特に古い家系に連なる筆者。一宮の元宮司の血、僧侶の血、武士の血、豪商の血。しかし誇る気持ちになれなかったのは幼い頃から忌まわしい話を聞いて育ち、見ないほうが良いはずの…