怖いけれど、そうじゃない

道で出会う恐怖

とある島でのことです。

ある家に4人の男女が暮らしていました。

その家のリビングには最小限の家具と4体の人形が置かれています。

これは、その人形が発端で起こった恐ろしい話。

それは雨の日から始まったそうです。

4体の人形のうち1体の人形の腕が欠けていたそうです。

そしてその夜、家に住む１人がケガをしたのです。

それも、人形と同じ場所を。

その時は皆ただの偶然だろうと思っていました。

しかしそれは、次の日も、その次の日も起こったのです。

３体の欠けた人形。３人のケガ人。

そのころになると、４人とも偶然とは思っていません。

特に、ケガをしていない唯一の男は怯えていました。

無キズの人形を持ったまま、次は自分の番だと震えています。

ポロリ

強く握りしめたためでしょうか、人形の首が取れてしまいました。

男はパニックを起こします。

何やら叫びながら、外へ飛び出しました。その瞬間。

この島国、日本では毎年３千人余りの方が交通事故で亡くなっています。

（2018年は3532人　警視庁発表）

恐ろしい話です。皆様もお気を付けください。