「幽霊 悪霊」を含む小説

【『檻の中の妖怪』編　連載中】 強い霊感と少しの除霊技術を持つ高校二年の神田雅弘は、左肩に悪霊が取り憑く後輩・上野恭介と知り合う。 上野は自身が悪霊に呪われているのも気にせず、所…

　黒須結は、好かれている。生きている人間すべてに。 　ある日、中学生の彼女は同じ美術部の後輩たちと一緒に『殺人鬼を告発します』という動画を見る。動画には殺人鬼に殺されたという芹…

父親が大企業の経営者を務めている女の子、萩原キリコは、原因不明の病気による入院で受験をドロップアウトし、跡継ぎの資格を失う。仕方なく心霊現象を扱う雑誌記事編集プロダクションでバイ…

現代日本に巣食う大悪霊カルト。彼女は大のホラーマニアで、幽霊生活を満喫していた。そんなある日、彼女は対象を異界へと送る霊能力者の技を受けて日本とは異なる世界へと飛ばされてしまう。…

　神様って何？ 　色々な解釈があると思う。 　幽霊や魔法、妖怪や悪魔やアンデッドも地域によって異なったりするけれどここでは「信じられている恐れや信仰の具現化、象徴」だ。 　信仰対…

『悪霊まみれの彼女』の続編。『魔窟』と呼ばれる深き水底の幽界。そこに囚われた美しい尼姫君を救うために、運命のもとに集った少年たち。 彼らの霊体は、今宵も『黄泉の川』の下に広がる…

占い好きの少年が管理社会で霊能力者と戦う物語です。 ☆登場人物 ・アスマ：占い大好き少年。霊能力を発現し、とある脅威を退けたことから公安のスカウトを受け、公安第九課に所属す…

　幼馴染みのミリルは、ややおバカだが純朴な性格の田舎娘だった。 だが、とある事件に巻き込まれて以降、彼女は変わってしまった。まるで別人だ。 「キミはこの少女の友人かな。それは悪…

冤罪と怨霊。この2つを語らずして、わが国の歴史は語れまい。 729年．聖武天皇は謀反の濡れ衣を着せて、弟の長屋王を自害させた。その後、長屋王は強大な怨霊となって現れる。聖武天皇は…

幽霊の存在が公に認められ、故人権法が制定されてから百年。世にはびこる悪霊を退治するため除霊師と呼ばれる人々がいた。 除霊師の一人であるキッド・ブラドニアは人の身を捨てていた。し…

※ホラー要素は一切ありません。 ――こんな噂話があった。 「四十九日法要の日、限定で家族のもとに知らない電話番号が表示される」と――。 仏教には、四十九日と呼ばれる喪に服…

シングルマザーの占い師を母に持つ、神無代和樹（かみむしろ・かずき）は、中学三年生。 ある日、亡き父の幽霊と出会い、「お前の運命の恋人が、悪霊たちに狙われている。お前は、彼女を護…

　鈴木=康太、中学一年生。 　この少年はあらゆる者を恐れていた。いじめっ子・親・他人全て・自分の将来・そして悪霊。 　これは、そんな彼が恐怖を克服してゆくきっかけとなった、奇妙な…

腕はいいが、万年金欠の祓い屋────小鳥遊　壱成。 明るくていいやつだが、時折極道の片鱗を見せる若頭────氷室　悟史。 明らかにミスマッチな二人が、ひょんなことから師弟関係…

「ささくれ」 旅人や行商人、あるいは山菜取りに出かけた領民がこの謎の言葉を聞いたという。 もしや人間に危害を加える「幽霊」や「悪霊」の仕業では？ 領主は息子をリーダーとした討伐…

和風ファンタジー『悪霊まみれの彼女』『黄泉月の物語』を一つにまとめた改訂版となります。 主人公は、北海道在住の中学三年生の神無代和樹。 父を早くに亡くし、霊感持ちの占い師の母…

　生まれつき悪霊を引き寄せる体質を持つ主人公、天野宗也（あまの そうや）。ある日、彼の背後から声をかけてきたのは、悪霊ではない普通の幽霊だった。整えられた長い白銀色の髪。クリクリ…

　五年前、不慮の交通事故により命を落とした当時十六歳の矢沢亜貴は、幼い妹の成長を見守るため、幽霊となって現世に残った。 そして時は過ぎ、高校生になった妹の学校で、亜貴は一人の少女…

霊感、若しくは第六感と呼ぶべきか。 人それぞれ強さは異なるが、第六感が強いものは、幽霊が見えるという。 その第六感が全ての人類に備わった時、世界はどうなるのだろうか。 今までは表…

高校一年生の『桜橋 華都（はると）』は、とある縁で『黄泉比良荘』と云うレトロチックなアパートで暮らしている。 他の住人は三人。 新米高校教師の『信夫（しのぶ）麻利絵』。 平安朝…