「屋根裏 少年」を含む小説

絵の中の少年が苦しいと連絡を受けた。 ちょっと何を言っているか分からないまま、絵を見ていると、少年が額縁を飛び越えた。 絵画に仕掛けられた魔法が発動したのである。 ずいぶん前…

アルテミラ王国の辺境カモフの地方都市サザン。 この街では十年程前からある人物の噂が囁かれていた。 曰く『領主様に隠し子がいるらしい』 曰く『領主様が密かに匿い、人知れず塩坑の奥で…

日名鳥神社で職に就く元白猫・祝子（はふりこ）の悩みは尽きない。当たりの強い神様、喋る狛犬、本殿裏の回廊の怪異……。そんな神無月、神社に忍び込んだのは野球好きな人形たち。ついでに蜂…

ゼファーは孤児院の屋根裏に勝手に住み着く孤児である。 だが惨めな借り暮らし生活も今日まで。冒険者になれば、キレーなお姉さんとの夢物語が待っている。 そう信じて冒険者ギルドを訪れる…

かつて、世界の全てを手中に治めた国があった――”黄金帝国”エルドラード。 この世で黄金竜だけが創造できる黄金がもたらす黄金の恵みにより栄えた国である。 しかし、千年栄えた”黄金帝…

昼休み中更新は無謀だったけど、なんだか気に入ったのでこのままで！ 下記の自主企画のために書き下ろし ----------------- ◆青切さんの自主企画 ・1000文字以内…

『【三題噺 #77】「屋根裏」「椅子」「少年」』によせて書きました。

僕は暗闇の中にいた。何も見えない。何の音もしない。 身体を横たえていることは分かる。でも、身体を動かすことはできない。 一体ここはどこなんだろう。 「こんにちは」 そんな僕に…

屋根裏部屋の古い机。その引き出しに仕舞われた写真の中の人物は、子ども時代の憧れだった…… 柴田恭太朗様の自主企画、【三題噺＃77】（「屋根裏」「椅子」「少年」参加作品です。　　

自主企画「【三題噺 #77】「屋根裏」「椅子」「少年」」の為に書いたもの。小説家の女性が、夏の間に訪れた別荘で体験する少しエロティックな物語。江戸川乱歩オマージュ作品。

ボクは今日も椅子に座る。これがボクの仕事だ。 国のために椅子に座る。国の幸せがボクの幸せ。 あぁ、ボクは幸せだ―― ☆三題噺のお題： 屋根裏、椅子、少年☆

コニーは十二歳の少年だ。王都に行っている父が一時帰宅をすると便りをもらい、母に頼まれ晩御飯の食材を買いに出かけた。しかしその帰り道、コニーは悪党に捕まってしまう。目覚めたコニーは…

柴田恭太郎様自主企画、「三題噺＃77」参加作品です。

【三題噺 #77】「屋根裏」「椅子」「少年」参加作品

【三題噺 #77】「屋根裏」「椅子」「少年」応募用　場所：https://kakuyomu.jp/user_events/16818093083367941637　主催者様：柴田…

　まだ少年の時分のこと。 　両親と三人で建売住宅に住んでいた〝僕〟は、使われている様子のない屋根裏部屋が気になっていた。 　ある日、両親が出掛けたとき。〝僕〟は閉ざされた屋根裏部…

【お知らせ】 ＊2024.1.30に完結いたしました🎉 【作品概要】 　冬が近づく秋のころ。 　リシュールは靴磨きの仕事を終えた後、本格的な冬に備えてマントを買いに古着屋へ向か…

太宰治こと【タザイ】は不思議なパイプの精と共に旅立った。 かの邪智暴虐なる王芥川龍之介を倒すために…… 　以下がテンプレになります。 一行（パーティー） 【太宰治】＝【ダ…

「屋根裏のドーナツ」は、ある小さな町に住む夏美が、毎朝の朝食にドーナツを食べていると、毎回1つだけ余っていることに気付きます。その余ったドーナツが消えている謎に恐怖を感じる中、彼…