「ポストアポカリプス 万人向け」を含む小説

夢を見ているだけで私は幸せだった。 他人の夢を喰らう力を持つ私――杉田冬美には夢がない。 密かに他人の夢を喰らいながら満たされない何かを埋めてきた私はある時、クラスメイトである…

西暦4000年。人類が絶滅し、新たな種族達が暮らす世界。 エイプリルタウンに住むエルフの坊っちゃんは絶滅した人間の文化に興味津々の15歳の男の子。 エイプリルタウンは色んな種族達…

2024年、世界から色が消えた。 原因不明。すべてが白黒の世界だ。 年老いた音楽家アリアは、音楽で色彩の記憶を表現し、人々に希望を与える。 アリアの奏でるピアノは共感覚で色を感じ…

突然ですが、世界は崩壊した！ 正確には文明衰退、もしくは文明退化である。 地殻変動、大災害、隕石衝突、気候変動、etc. 色々な事があって、文明は木っ端微塵。 それから結構な…

現代からそう遠くない未来。様々な国家で男女間の溝が深まっていた。 少子高齢化、未婚率の増加、雇用の喪失、経済崩壊。 そして、男女それぞれの価値観は完全に分断された。 様々な…

第12回角川つばさ文庫小説賞応募作品につきあらすじにネタバレ記述あり 主な登場人物の紹介 寺島仁理（てらしま　ひとよし） 　主人公 　責任感が強い 財部亘一（たからべ　こうい…

高校入学とともに不良になってしまった友人や、その友人にラブラブアピールが激しい一方こちらには辛辣に当たってくるギャル、高嶺の花と憧れ続ける清楚な彼女への想いを胸に、修学旅行とある…

　二人の少女は突如として最後の夜を迎えます。

こうして人類は絶滅した。 ……してねえよ。ふざけんな。じゃあまだ生きている俺はなんだ？　人類の中にカウントされていませんってか！　クッソがー！ 人類が絶滅した地球に、たったひと…

【十万字で完結済みのSFバトルファンタジー！】 特に文章力の高さと戦闘シーンの上手さは、複数のプロ作家さん達のお墨付きです！ また第15回GA文庫大賞(前期)の、一次選考通過作品…

太古、《旧世界》と呼ばれる文明は高度な科学文明であり、星を支配していた。 しかし、永遠の繁栄は叶わず、《旧世界》は〝戦闘生物〟と呼ばれる生体兵器を開発。それは自らの手で文明を終わ…

主人公は全球凍結を控えた地球のとあるヴィレッジで研究活動にいそしむ学生だった。トンデモな行動をする先輩が突然来訪してきたり、透明人間の彼女が居候してきたりと振り回されながら、彼は…

　地下都市は前時代が遺したテクノロジーによって造られたから、もう誰も直せやしない。ブラックボックスと化した科学製品の数々。衰退の一縷をたどる。延命治療のような修理。「生まれたこと…

短編です。 吹雪が止まない極寒の銀世界を、シオンは手紙を握り締めて歩いていく。そこで、一人の少年と出会う。やがて二人は手をとりあって歩き出す。終末の果てを目指して──。

プラスティックの内側、換装を重ねた臓腑、取り出された人格、冷凍焼けした脳髄。 主人公は部外者。 何も知らず、知らされず。 どこかで生きていた人々の情動に想いを馳せる。

荒廃した世界。人々の拠り所は物語の中にあった。カタリは今日も、道なき道を越え、様々な思いを届けに行く。 カクヨム3周年記念選手権 お題「『カタリ』or『バーグさん』」参加作。

遠い未来の思い出です。

2135年、世界には崩れ去った人類の叡智と、数万本の鉄の杭が残されていた。およそ100年前に使用されたPSCという新エネルギー兵器と、「神の杖」という大量破壊兵器が実際に使用され…