「ガールズラブ 円城塔賞」を含む小説

姉妹ファンタジー百合です

いつも通りの夜、いつも通りに帰ってきて、いつも通りの部屋に入ると、そこには何とわたしがいる。 作者：後藤文彦 https://gthmhk.gitlab.io/gthmhk/s…

アイラ、高校二年生。 好きなものはいちご牛乳と、同級生で友達のユウキ。 これはそんな彼女のある日の放課後の物語。

私は仕事帰りに“自称”魔女のサトウさんを拾った。屈託のない笑顔で荒唐無稽な与太話をする彼女だが、なにやら呪いに悩まされているという。私たちはカップアイスを食べながら、呪いを解くた…

星間郵便局の配達の合間に入った、親友のユートからの通信。 「わたし結婚するの」 彼女に言えない想いを抱えながら、ぼくは久しぶりに地球に帰還した。 「ぼく」 地球人の女性。星間…

百合短編（百合 ＋ SF？バトル？） 平行世界の二人の殺し屋が、自分の世界を守るために何度も輪廻転生を繰り返して、相手を殺し合う。それはきっと、「運命の相手」……。

突発性揮発型存在消失症候群──。 その難病に侵された朝倉香の親友である相沢いよは香の側を離れることなく、いつも一緒だった。 小学校、中学校、そして高校。 しかし別れがやってくる。…

死体に自律行動ＯＳを埋め込んで動かせるようになった世界の愛の話です。 ※本作品は「小説家になろう」さんに投稿してた短編を手直ししたものです。

少し昔、自殺者の増加を憂慮した神はある仮説をたて、私たちから生贄をえらび、毎日饗宴を開くことにした。ある夜の生贄は私だった。白い部屋。最期までの時間をもう一人の孤独な少女ラビと過…

幼い頃から私の唯一の親友の櫻子。あなたに彼氏ができても、私の元に帰ってきてくれるよね。私があなたの1番でいたいだけなの。

「ミルクティーが甘くなるように水飴を溶かすから。」 4つの物語を順番に読んでいけば、この言葉の意味が分かるはず。 ミルクティー、ラムネ、砂糖水、水飴の4つの「甘さ」とそれに伴…

私には、今でも忘れられない言葉がある。 “女は美しくなければ、生きている価値はない” 　 妖艶に微笑みながら十四歳の彼女が、周りの醜く五月蝿い害虫共に、発した言葉だ。 彼女は…

結は友達の薫と一緒に、カフェで思い出話をしていた。スマホ片手に、写真を見せながら語る結と、聞く薫。しかし、随所で自分の思い出が――記憶が抜け落ちてしまっていることに結は気づく。一…

「やっぱり、あの薔薇の和名……」 とても美人で聡明な『彼女』を友人に持つ、平凡な女子高生『わたし』。 『わたし』はそんな美しい『彼女』と友人であることを嬉しく思いながら、日々を…

「私、お姉さんと繋がりたいんだ」夢の中のような出来事と残酷な真実が交差する。電極と蒸し暑さだけが私達を繋いでいた。

「堕しちゃったの。男の子だったから」そう言って、彼女は妊娠中には吸わなかったSeven Starを胸のポケットから取り出し、ライターで火を付け、その煙を吸った。「…うん、女の子な…

友達の美和は、卒業を控えた三月に突然この世からいなくなった。理由も見当たらない突然の別れに戸惑うなか、卒業式の翌日に彼女から手紙が届く。その中身には切実な本音が綴られていて……。