「お題は「雪」 お題で執筆!! 短編創作フェス」を含む小説

高山陽毬は中学三年生の夏、脳腫瘍だと診断される。戸惑う陽毬だったが、同じく脳腫瘍の藤太と、木曜日の羽田空港で出会う。二人は、毎週木曜日に羽田空港のロビーで会うことを約束する。新し…

大企業の御曹司であり若き成功者、結城翔と、美しく聡明な恋人・小早川真央。 二人の結婚式は、豪華な式場で多くのゲストに祝福され、完璧な一日を迎えたかのように見えた。 それは新雪が街…

　俺たちは遭遇してしまった。『雪女』が人を殺してしまう場面に。 　「このことを誰にも言わないで。でないと、あなたたちの命はない」 　そう命じられ、ひたすら沈黙するつもりでいた。…

俺はごく普通の高校生。 だけど付き合っているのは幼馴染で学校のアイドル・紗季だ。まさに夢みたいな毎日を過ごしていた……はずだった。 ある日、親友の秀一が「どうしても言わなきゃい…

あと1時間で今年も終わる。 そんな時にトムの部屋に突然、ずぶ濡れのニコが現れた。

　文字通り「カクヨムを使い始めて思うこと」を、つらつらと書き綴っていきます。 　エッセイですから、順番に読む必要はありません。最初の方は飛ばして、どうぞ興味のある記事からお読みく…

（あとで付け足すので誰かネタください）

久ノ国のある町で、猫が雪道を走っている。名前はゆきみ、彼女の目的はただ一つ。死にかけている主人、立成を助けるため、術師の元へ向かっていた。その術師は死者をも呼び戻すと言われている…

「おおかみこどもの雨と雪」を折に触れて観直したくなるのです。 １０歳のころの息子たちを思い出す。 ５分で読めるエッセイです。 隙間時間にどうぞ。

　両親を事故で失ったわたしは、祖母の家で暮らすことになる。 　ある日、祖母が渡したいものがある、と出してきたのは「骨宝様」と呼ばれる竜の骨だった。 　持っていると幸せになれるとい…

ある夏の日、蒼樹朗は私のもとに転がり込んできた。季節は過ぎ、雪の降る日。胸騒ぎに急いで帰宅すると、蒼樹朗は帰ると言い出して……。

水澄 空のクラスには白雪姫と呼ばれる少女がいる。 その姫の信念はぐーたら生活を送ること。 その中でも特に、眠ることを至高としていた。 空はそんな、姫と対になるように王子様と呼…

私は秘境温泉ライター、スプリング・ヌクだ。 秘境温泉を求めて訪れた山深くにある村。 雪に覆われたその村では、流石の私でも驚くような光景が繰り広げられていたのだ。 ※レイティン…

　山の神はフブキに6歳になったばかりの妹(コユキ)を明日一人前の雪女として試験すると告げる。反論するフブキの言葉は届かず神は目の前から消えた。妹に試験の事を伝えると本人は「姉のよ…

ユウタとマナ 出会って間もない二人の様子を描いた恋愛？ショートショートになります

大学入学共通テスト実施日、試験会場と逆方向にむかう電車に乗った僕は、そこで僕を「少年」呼びする酒飲みお姉さんと出会う。自分も就職試験から逃げてきたと話す酒カスっぽいお姉さんと成り…

綿のような雲から雪が舞い降りたある日の昔話 「お題で執筆!! 短編創作フェス」参加作品 約４,４００語の短いお話。１０分〜１５分で読めます。

雪遊びは好きだけど、その後の片付けが苦手なんだ。濡れて引っ付いた手袋とか。ああ、そうだね。彼女の作ってくれるあったかいココアは好きですよ。たとえ僕のために作ってくれてなくてもね。

冬の寒さが厳しい王国の第一王女シヴェラは、女神に連なる王族の炎の魔力ではなく、氷の魔力を発現してしまう。虐げられていたシヴェラは和平の証にと砂漠の王のハレムへと差し出される。 …

雪の村に住む魔法使いシルヴァーブライトとユキヒョウのフロスティ。彼らは村の女の子と子猫たちの憧れ。フロスティの美しい足跡に子猫たちは感動しそれを真似てみようとするのですが…。