「いつかの自分」を含む小説

100年に1人の逸材と言われ、頭脳明晰で剣術と魔法の才にも秀でていたフランツは、18歳という若さで帝国の騎士団長にまで上り詰めた。しかしそんなフランツが憧れていたのは、冒険者だ。…

「念のため確認だけど。アレは佐伯さんの彼氏？」 「そうじゃなくなったという現実を、なんと今知ったばかりです」 「じゃあ、俺と付き合ってください」 「……はい？」 そんなふたり…

カクヨムコン9Web小説短編賞2023参加作品。 【ある朝目覚めたら】書き出し固定企画 https://kakuyomu.jp/user_events/168173306659…

デビューして5年のメンズアイドルグループに訪れる危機。その危機に立ち向かうメンバーたち。One for All All for Oneがモットーの5人はどんな未来を選択するのか。…

ノヴァリア王国第3王子であるトゥーリは、英雄王呼ばれる祖父に憧れていた。いつかは自分も武功をたて、兄を支えていきたいと思っていた。しかし、トゥーリが5才のある日祖父と共に視察に行…

あらすじ 三十五歳を迎えた現在の僕はこのまま一生独身なのだと薄く悟っていた。 独り身の寂しさを埋めるためにペットでも飼うかと思い始めていたが、僕の住んでいるマンションはペット不…

現代音楽でライトノベル（ラノベ）書きたくて連載始めました。 第二部、連載中。以下のあらすじは第一部の内容です。 _____ 「僕は、彼女が奏でた最初の１秒で恋にオトされた」 …

あなたに届く手紙を書いて残したい。 たった1人のあなたへ向けて、書く手紙。

『ベルセルク』リスペクト（妖精、魔女、宗教、剣士）の英雄成長物語。 吟遊詩人である彼女にとって、心から愛せる男性は、詩の題材として相応しい英雄だけらしい。そんな彼女が俺にくれた…

【あらすじ】 「も、モナちゃん……わたしが死ぬとこ見てて……！」 成辺有理には好きな人がいる。 その名は叶本萌央――有理の幼馴染にして、唯一の友達。 眉目秀麗で成績優秀、社交…

時代は幕末、代々徳川宗家警護係筆頭を務める武術流派“湖南水月館流”を学ぶ滝川助九郎。修行の為に様々な人の警護をしながらいつかは自分も将軍の警護を夢見る青年の青春群像劇かな？たぶん…

『出着点』 人生は常に出発点であり、到着点でもある。 『一枚岩じゃない青春模様』 中学三年生の羽澄柚希は、容姿端麗、成績優秀、そしてお金持ち。 夢は祖母のように世界で…

遠い西の地から氷雪と鬱蒼と茂れる森林の地へと入植し、権力を握った部族の娘シグディースは幸福だった。だが同盟を結んでいたはずの同じ入植者の別の一派によって国は滅ぼされ、支配者たるシ…

ずっと彼女がいない僕。 いつかきっと自分の気持ちに気づいてくれるはずと勝手な期待ばかり膨らませてしまう。 でも、そんな僕にも奇跡は起こるんだ。 五人のヘタレな僕が幸せになっ…

23歳独身、月乃みどりは生まれてすぐに孤児院に預けられ誰にも愛されない日々を送っていた、現在はアルバイトをしながら何とか1日生活していた。いつかは自分も誰かに愛され誰かを愛して行…

夜空に消えていく煙の向こう側に、遠い街の光を見る。 「先輩は、なんでタバコを吸ってるんですか？」 真面目で優等生ないつかの自分も、憧れの人に同じ質問をした。 その時の答えを、…

己を憂い、世を嘆く者。 そんな者は掃いて捨てるほどいる。 とある男も漏れなくその一員であった。 ただ、わずかに違ったこと。 その日、その時、その場所で。 ほんの少し魔が差した…

それはどこかの誰かが眠りの終わりに見た夢で幻。 目が覚めたならば消えてしまうかもしれない儚い泡沫。 けれど確かにあった欠片――――その一つ。 とある無いはずの平行世界。 そこに…

湿った空気で偏頭痛をよぶ6月。 日ノ原高校のカウンセラーをしている速水惺は、ある1人の女子生徒のカウンセリングをすることになった。 そんな彼女の悩みの一言目が､ 「先生､私…

旅の過程にこそ価値がある――かつてスティーブ・ジョブズもこう言ったとか言ってないとか。 せっかく旅行したんだから、思い出せるようにしたいですよね。写真を撮るだけでは残せない味を…