魔獣のために

@cosame

第1話

「生まれたぞ!男の子だ!」


なんだなんて言ってるんだ?


聞きなれない声に目を覚ますと、目の前には巨人がいた。


え??

どうなっているんだ昨日は、バイトで疲れて家に帰ってすぐに寝たはずなんだが?


巨人達はなにか話しているが初めて聞く言語で全く意味が分からないし、さらに何故か身動も取れない


「男の子だったから俺の考えたグインでいいだろ!」

「えぇ、そうね

グインいいかしら?」


なんだこいつらこっちを見て何か言っているぞ

なんなんだ


みどり改めグインは焦っていたがどうすることも出来ずただ不安なまま時間が経つのを待つしか無かった。

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