「「巫女」 戦」を含む小説

「どうか聞いてください。今年、西方より大いなる災いがこの国を襲います」 　平和を謳歌する王国に王女アルフィーナの不吉な予言が告げられる。だが、反逆者の血筋を疎まれる姫の言葉は無視…

王立クラウディア魔剣士学園、それはクラウディア王国における最高峰の戦士養成機関。 魔剣士を目指す者なら誰もが憧れる名門校であり、その門をくぐること自体が栄誉とされる。 今日から…

　ケンタウロスに生まれ変わった少年は「群れの掟」に悩まされていた。掟とはケンタウロスは剣以外のものを武器としない、という不可解なもの。尊敬する義兄は群れ唯一の弓使いであり、それが…

人間・吸血族・エルフ・魔族、多くの種族が息づくこの世界は、 女神の夢の中で守られているという。 長い時間の流れの中、魔族ですらその侵攻をやめ、表面上は平和な時代が流れていた。 …

300年前、魔王シュベリートは勇者レンと和平を誓い、停戦を結ぶ。レンは愛する姫と共に転生を選んだ。現代、弓使いの少年アルと癒し手の妹エルとして生まれ育つが、前世の記憶はない。ある…

――『魂魔（こんま）』大国、日本。古の時代より我が国は妖魔なる化物の脅威に脅かされていた。そんな妖魔を神なる力を以て、討伐を使命とした巫女が居た。彼女らは『戦巫女（いくさみこ）』…

時は乱世。 睡は、鴨を神獣に持つ巫女。 馬鹿にされても、逞しく朗らかに生きてきた。 もうすぐ鬼に滅ぼされる越後の永尾景之と出会い、何とか人の役に立ちたいと、押しかけ女房となる。…

第３部『大魔法の塔』が連載中です。 　（どのエピソードからお読みいただいても問題ありません。 　　一部非公開になっておりますので、下記の話数にはズレがあります） ＜大魔法の塔＞…

戦後の昭和30年代前半。 上総のとある里山で、倉橋あかりは狐の少年 九摩留とともに田の神山の神である加加姫のお世話をしながら穏やかな日々を過ごしていた。 茅葺屋根の素朴な屋敷での…

焔城山に住まう《風守の一族》は特殊な力を使役して、絶大な力を秘めた《宝玉》を狙う組織と見えざる戦いを繰り返してきた。その森で三年前に起きた山火事と事件――。 麓の街に住む快活な…

『銀のベナンダンテ』本編開始から五年前のお話です。 特に深い意味のない、読んで楽しいお話になる予定です。ハッピーエンドです。 竹取物語の五つの難題をモチーフにしたお話です。ファン…

【前日譚（序章）】 動乱の時代。妹・美楚乃（みその）の病を治したいがために兄・閻椰雄臣（えんやたけおみ）が意図せず講じた天恵魔法。魔法使いとして目覚めた少年が行ったのは禁術・不老…

枝分かれしたもう一つの世界の話。 女子高生にしか見えない「怨霊」によって、西日本は陥落。 日本中から搔き集められた女子高生部隊「戦巫女」によって、戦線は維持されていた。 大人…

俺は高一の担任、転勤早々生徒会を任された。 今年の京都市内の美術校が集まる三校対抗戦の競技種目は美術とは全然関係ない「競技かるた」。やっと集まったメンバーには、俺のクラスの天見や…

彼はかつて卓越した魔法使いだった。彼は昔最強の剣士だった。魔女に呪われるまでは。そうでなければ、英雄として祭り上げられていただろう。さらには、なんという悲劇か。戦争の最中で、彼の…

【エルマと炎の竜目石・外伝】 「エルマと炎の竜目石」から遡ること50年。この時代に起きた大陸戦争。共に戦った人々の歴史。 〈炎の竜目石〉や〈アイスマン〉の秘密がつまった過去の物語…

創造と豊穣の女神が守る都市ダムキナ。十歳の少女ベルは、女神をその身に降ろす『至上巫女』として、丘の神殿で平和に暮らしていた。 けれど祭りの日、ダムキナは邪神の都市ウリムに占領され…

一九四五年八月。 第二次世界大戦、敗戦。 その時、日本では一つの秘密兵器が開発されていた。 間に合わなかった最強の兵器。 設計者はそれを次代へと、未来へと渡す事と決める。 そ…

田舎町、風科（かざしな）の森に潜み人を襲う妖怪たち。 高校生の少年・片桐春夏は仲間と共に秘密裏に彼らを退治している。 ある冬の日、いつもの森の調査に出た片桐たちだったが、それは…

　世界には様々な種族が生息している。 　皆がそれぞれに魔力を持ち、長い年月のなか多くの種族が領地や権力の主張をし、和平や対立や戦を繰り返していた。 　しかし、ある日それは急激に…