「の、ようなもの」を含む小説

とある地方都市の生徒会執行部である賀茂武人君と北条若菜さんを中心に、ぐだぐだ会話をしたり、いちゃいちゃしたり、人を殺したりするお話です。 短編集＋出会いの中編で、本編で語られない…

2016年4月、ついに20代最後の1年間が始まってしまった。そんな時ふいに飛び込んでくる 「1987年生まれ」 の文字。 なぜ自分の生まれた人達が話題になっている？そして次に…

　有葉 緑郎（あるば ろくろう）は小説家を目指す高校３年生。 　少ないながらも夢を応援してくれる親友、ネット上では少しずつながら評価され始めた自らの作品、そして案外順調な受験勉強…

ある大雨の夜。塾帰りの朱莉は、下水の水圧によって今にも外れてしまいそうなマンホールの蓋を見つける。その光景を撮影して写真を確認すると、人の指のようなものが写り込んでいた。誰かが誤…

※全19話ありますが、一時的に非公開にしています。 「窮屈な世の中だとか生きづらいだとか人は言うけれど、そんなこと私には全然関係ない。だって、昨日なんて消えてしまったようなもの…

《都古（みやこ）》に住まう人々は人種で区別されている。 人としての限界を外れてしまっている『人外』 漂う人間のようなもの『概念』 古くから京都に住まう人間の信仰の対象『神様』 神…

実際にあった体験談を、弟と僕が会話する形式で紹介する、エッセイのような短編集のようなもの・・（本当にあったことです。） 主な登場人物 兄・・・社会人4年目・・人生迷走中。最近悟…

普通に生きているだけで、面白いことに出会ったりします。そういうことを書いた雑文。 なにかをきっかけにして思いだした、昔の記憶の記述。 そんなことを入れておきます。 雑多にいろいろ…

兄が姉になった。 その変化は、僕に何をもたらしたのかは未だによく分からないけれど、 まあ、それでも日常は続いていく。

本文より抜粋　ー　ここでお話するのは、その松江城の歴史的変遷のことでもなければ、松江城の城郭建築のことでもない。では何かと言えば、この松江城というエリア内に範囲を絞り込んで、半定…

「吾輩は犬である。」 クロさんが言っていたが、動物が自分の事を語り始めるときは最初に「吾輩は」と名乗らなければならないらしい。 そういえば、じいちゃんが手紙を書くとき、「ハイ…

自分から嫌いになったら、好きになってはもらえない。

「最後の審判」がやってきた後の世界を神からつかわされた『旅人』が巡る。 『旅人』が出会うのは、自分が死んだことに気付いている者、いない者、様々である。 「最後の審判」とはその…

　もう軽く１０年以上前に書いた小説。 　その頃、「百円文豪」という投稿サイトがあり、週間のピックアップコーナーみたいなのに、取り上げられたことがありました。（出来がいいから、だ…

「最後の審判」がやってきた後の世界を神からつかわされた『旅人』が巡る。 『旅人』が出会うのは、自分が死んだことに気付いている者、いない者、様々である。 筆を進めるうちに「転生…

T企画参加作品です。 【追記1】 ミステリー作品投稿後1週間で起きた奇妙な出来事を綴る にて、この作品に関する小話のようなものを紹介しておりますので、よろしければそちらも是非是…

　雑踏の街中を歩き、フッと気配のようなものを感じた真悠子。 　青年だ。 　ごく普通の風体。 　それがどうして目に留まったか？ 　　……と思う間もなく青年の姿が掻き消える。 　文字…

今年で齢六十を迎える渡辺氏は、その若々しさから周りに羨ましがられていた。 その秘訣を聞かれても、特に何もしていない渡辺氏はいつも答えに詰まってしまう。 そんな渡辺氏には、実は何気…

「ただの人間には――」 入学早々吹っ飛んだ言動を見せた涼宮ハルヒ。 あいつのせいで俺の人生のジャンルは日常モノから、バケモノ相手の超常上等超能力バトル時空へと書き換えられる羽目に…