「短編もの ライトノベル」を含む小説

アヤはいつしか、同じ写真部のヒカルに恋をしていた。 けれど、アヤは一度、告白してきたヒカルを振っている。あとから好きになったはいいが、思いっきり振っておいて「やっぱり付き合お？」…

《寺野綴縷（てらの　つづる）》 ・本記録の中心的執筆者。「知りたがり」な少年。 《匿名の四年生》 ・大人が舌を巻くような神童。「多重人格」の少年。

君はそこで私を待っててくれた。ちょこんとひとりぼっちで。

「知ってるか？　この滝を登った魚は神様が龍にしてくれるんだと」 　そう言って笑った君にオレはきっと恋をしていた。 　だから、心のどこかで龍に成ることを誓っていたんだ。

IT企業に入社したヴァンパイアの新入社員はパソコンが慣れないせいかExcelが大の苦手。なんとか習得させようと先輩社員が四苦八苦するお話。

「来栖さんおはよう」 「……………」 来栖さんは、挨拶に対して無後のままペコリと頭を下げる。 それから鋭い視線でじっと見つめてきた。 俺の通っている学校には、こんな風に絶対に…

以前、ブログサイトのnoteに投稿したものを修正しました。 小説の描写方法──物語を文章で紡ぐ方が本能的に持っている表現方法は複数あると思います。作家は自分だけで考え、自分だけ…

文化祭でミスって罰ゲームを甘んじて受けた俺と、お礼だと言ってアイスクリームを差し出す彼女。 　◇　　◇　　◇ ５分で読める？　掌編ラブコメです。隙間時間に楽しんでいただけると…

叶うことのない懸想。 惨めな片思い。 僕と彼女では大いなる境目が存在していた。 話すこともできない、手を握ることも抱きしめることもできない。 けれど感じることはできる。 そんな僕…

　『私』こと藤岡美咲は『百合坂ゆりこ』というボイス活動者を推している。あまあま癒し系ボイスにニヤニヤが止まらない美咲だが、自身のうっかりのせいでゆりこ本人と知り合うことに！？ …

私が実際に体験したことを小説にしてみました。同じような経験をされた方と、分かち合えたら嬉しいです。

さみしがり屋で不器用な２人の話。 この時間が続くなら、 この関係が続くなら、 もう少し、この雨が続いてもいいかな。

これは、姉弟（2人）が再会する（であう）までの物語。

梓は中学2年生。繊細な性質の為か数ヶ月ほど不登校中。 ある日、父の実家で、昔一度だけ会ったことのある座敷わらし、ハナと再会する。蔵の中で、曾祖母の古いミシンを踏んでいると、ハナと…

　一人一人が血反吐を吐きながら日々を過ごす現代社会。 　その影で騙され、搾取され、絶望に暮れながらも歯を食いしばって生きる人々。 　そんな人々を食い物に、悪魔は今日も、どこかで…

「世界最高のお茶を、飲みに行く」そんな書き置きを残した友人。僕は彼が向かったであろう廃坑に単独で入った。彼の真意に気づいたから。 　◇　　◇　　◇ 世界設定はガバガバです(;…

呪術師学会を追放された。 今まで在籍させてくれたのは温情だと言われたけれども、こんなの納得できない。 僕は絶対に学会に戻ってやる。

来たる文化祭に向けて友達を作りたい！そのためにはまず見た目をどうにかしないと！ ある日曜日に大幅にイメチェンをし、一人で喫茶店に行くことにした菊田夕美(きくたゆみ)。いい感じの喫…

転生してくれるはずの女神が、主人公を轢き殺した相手に寝取られる。 別のみすぼらしい女神が、代わりにあてがわれたが……。