「灯り」を含む小説

古書市の日、集まる人々との語らいを楽しんでいた魔女は、子供たちに紙飛行機を指南する、鞄ひとつの古書屋の姿に気がつく。 「鳥籠には鍵がある」と同じ町が舞台です。 ☆『紙の町の魔女…

京都は謎の街でした

掌編です。 「鳥籠には鍵がある」と同じ町が舞台です。 ☆『紙の町の魔女』として〈小説家になろう〉〈pixiv〉でも公開しています。 ※このおはなしの以前のおはなし→「鳥籠には…

紙の産地として知られるその小さな町は、自然に本にまつわる職人たちが集まって、ますますその名を高めていた。 町が紙づくりを始めるそれ以前から住んでいた「泉のそばの魔女」は、今は薬屋…

月灯りの下で　輝くような水晶の遊園地　　水晶の馬、 AIの水晶の人形たち　誰もいない　滅んだ世界の中で　人を待ち続ける 他サイトあります

星野響及び相葉優樹作。湿っけたっぷり注意の無限増殖詩集。暗く果てのない夜道には、幻想の灯りも必要だって―― セット内容　嫌気がさして沈む詩 　　　　　　一緒に傘をさしてほしい詩 …

第10話で第1章完結。 人々が電気忘却症になった直後、あるテロ集団が人々を無差別に誘拐し始めた……。 五年後、ある二人の出会いから次々と真相が明かされていく。

　魔獣王の襲撃によって火を放たれたミグランス城。 　アルド達が魔獣王を退けた後、廃墟のようになった城に奇妙な噂が。 　真夜中、ユニガンの住人が城をふと見ると、誰もいないはずの城内…

　子供から大人に変わっていくことは、生きてる以上必ず起こることで、その全員にとってきっと怖いことだよなあと思う。自分のような知らない何かに変わっていくこと、恐れないなんて言う人が…

世界は永遠に夏となり、灯りは消え、静けさを取り戻していた。 「レナ！　今日も朝までアニメ観よー！」 「ダメだよ。明日も学校があるんだから」 明るさと元気が取り柄の『ミウ』は、…

初盆には必ず故人が帰ってくるという風習がある村の話。

むかしむかし、あるところに魔法使いの女の子がおりました。 彼女は、魔法使い最後の生き残りです。 魔法使いとしての力が弱かった彼女は、お城の地下にある暗い暗い牢獄に魔導兵器の研究…

「ウサギとは、哀れな生き物よ」 甲府の山中。 道に迷った一人の侍の眼前に小さな灯りが一つ。 ほうほうの体で辿り着いたそこには、亡き妻に瓜二つの女がいた。 差し出された一杯のう…

賃金にならない残業を終え、クタクタになった現実から灯りのともった１LDKに逃げ帰る。彼に向けて救難信号を出す。自分を甘やかすのが苦手な私と、人を許すのが苦手な私がここにいる。

高卒で社会人になるも理想とかけ離れた生活に「この世は生きにくい」「やってらんねー」 と毎日愚痴をこぼしながらも、一歩踏み出せず燻った日々を送る「ヒロキ」は今日も7畳の部屋と月灯り…

かつて虐待を受けて育った香子は、しあわせになるために両親から距離を置いて暮らし始める。しかし、些細なことで過去の記憶が鮮明に甦るようになり苦悩する香子。香子にとってのしあわせとは…

全8話。

夜の公園で起こった小さな出来事、切ない話、乾いた話

「夏と言えば、何？」 「私はスイカ。そっちは？」 「俺は、星、かな」 「女子よりロマンチックなやつ言わないでよ」 授業間の10分休憩の会話を積み重ねた、おしゃべり女子と気だるげ…

このお話は約一年近く行われた、Twitterの診断を用いた交流企画『禱れや謡え、花守よ』が無事に終了し、無期限のアフター期間に入った記念に書き綴ったものです。 はい、本編はまだ…