どうやったらこんなイマジネーションの塊のような物語を書けるのだろう。魔女が古書市を訪れる、それだけでも面白いのにいわくありげな店主とのやりとりがまた古い魔法の香りをぷんぷんとさせて妖しくも美しい。 繰り広げられる魔法のあれこれも、禍々しくもメルヘンチックだ。穏やかで少々のんびりした語り口がまた雰囲気たっぷり。 あなたもこの古書市を覗いてみませんか、素敵な魔法に出会えるかも。